SSブログ
ロータスエリーゼ ブログトップ
前の10件 | -

エリーゼちゃん 後輪ブレーキグリースアップ [ロータスエリーゼ]

おはこんばんちは


ようやく日中の暑さも和らいできました。貧民にとっては絶好の整備の季節となりました。

購入からもうすぐ2年ですが、今までに実施していない、ブレーキのグリースアップを実施しました。


リヤエンジン車はリヤブレーキの負担が高いのと、後輪キャリパーは片押し式でスライドするので、今回は後輪をグリースアップしました。

キャリパーの下側のボルトを外すには、パーキングブレーキのケーブルをはずさないとボルトが回せません。そのためには、ケーブルの調整部位を緩めてケーブルの余剰長さを作る必要があります。そのためには調整部位を外す必要がありますが、そのためにはアンダーカバーの撤去が必要です。外すはよいよい付けるは怖い、のアンダーカバーを外しました

Lotus_Elise_2ZRoilpan.jpg

アンダーカバー上に微妙に油が....よく見るとドレインプラグ周りに多少油が......銅ワッシャーにサンドペーパーを掛けているものの、やはり2回目の再利用はだめなのか......多少増し締めして様子を見ます。

ここからが本題です。まず、パーキングブレーキ(以下PKB)を開放し、PKBの長さ調整部(左後輪ロアーアーム前側付け根)のナットをスパナ(17㎜)で緩めてPKBケーブルにたるみができるようにします。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (1).jpg

写真右がブレーキ側です。左のナットを緩めるとケーブルにたるみがでてきます。

その後キャリパーのPKB機構からケーブルを外します。手で余裕です。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (2).jpg

ケーブルは下側に引くとキャリパーから分離できます。これでようやく下側のボルトが外せます。上下のボルトを緩めます。下は六角穴付きボルト6㎜です。上側は17㎜ソケットです。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (4).jpg

次にパッドを固定しているロッドを外します。写真左側側面の穴にピン抜きを入れて、ハンマーで軽くたたくと難なく外れます。写真右側の飛び出し部分に輪形状のスプリングが入っていて、これの緊迫力でロッドを止めているようです。この後ロッドを抜きますが、スプリングを飛ばさないように注意します。向きを覚えておきます。(写真撮影がおすすめです)

キャリパーが外れました。結構重いので、ブレーキチューブに負担を掛けないように、紐でアッパーアームに吊るしておきました。写真左が上側です、

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (5).jpg

今回の作業ではMustでないですが、ピストンを少し押し込んで作業を楽にしておきます。

で、登場するのが自作工具です。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (6).jpg

この二本のピンをピストンの穴にはめて13㎜のソケットで回します。手持ちの鉄板にΦ3㎜の穴を開けて、3㎜の真鍮線と、反対側に手持ちの13㎜のナットを半田付けして塗装してます。

大荷重が必要ないので半田付けで大丈夫です。

外した上側のブーツとスライドピンです。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (7).jpg

キャリパーから外すには、ブーツを細いドライバー等で浮かして、ロッドを片側から押して、ブーツを外しながらロッドを反対側に押して取り外します。ブーツはロッド外側には抜けずらいのでこのように外しながらロッドを押して外すのがやり易いようです。最初ブーツがロッドから外れなくて往生しました。ロッドは表面処理がしてあるようです。一部当たりが強いと思われる場所で剥げがありましたが、大きな傷、摩耗等はなく、問題なさそうです。ブーツも破損等なく、弾力性も十分です。次回は交換かな?

ロッドと、キャリパーの穴はブレーキクリーナーで洗浄し、ウェスで拭いておきました。

ブーツはブレーキクリーナーを掛けるとよくないようで、ウェスで拭いておきました。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (8).jpg

洗浄が終わったら日産ラバーグリースをロッド、キャリパー穴内径、ブーツ内側に薄く塗って組立ます。ブーツのキャリパー側はロッドを入れる前にはめておかないとロッドを入れたら嵌めるのに難易度が高いようです。順序として①片側のブーツをキャリパーに取り付ける。②ロッドの挿入側の溝を越えた部分に反対側のブーツを仮止めする。③ロッドに仮付けしたブーツをキャリパーの溝に取り付ける。④ロッドを挿入し、反対側のブーツの端をロッドの溝にはめる。⑤挿入側のブーツをロッドの溝の嵌める。 うまくはまったらブーツが確実に溝にはまっていることロッドがスムーズに摺動することを確認します。(下の写真はロッドがはまっていません...)

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (15).jpg

次に下側のロッドです。下の写真のスリーブ(上)は、簡単に抜けます。その後、ブーツ内に樹脂のカラーが入っているまま、ブーツを車両内側に押して、奥側から引っ張りながらはずします。ブーツは写真右側が車両内側です。こちらも破損等なし。それにしてもこの樹脂カラー、ペラペラで大丈夫かって印象なんですが、常に摺動するところでないので良しってことなんでしょう。海外の部品によくある不安を生じさせる構造.....こちらも次回は交換でしょうかね。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (9).jpg

これも洗浄してラバーグリースを塗って再組付けします。ブーツ、カラー、スリーブの順番で組みます。キャリパーの穴も洗浄し、グリースを。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (10).jpg

ブーツを装着。その後カラーを少しすぼめて挿入、自分で拡張しますが、重なりなく収まっていることを確認しました。最後にロッドを挿入しました。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (11).jpg

キャリパー側のグリースアップは終了です。

パッドは交換しませんが洗浄と鳴き止めグリースを塗っておきます。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (12).jpg

このブレンボのパッドは、両面テープでバックプレートをパッドの裏金に貼ってある感じで、テープの残骸をできるだけ落としてストレートの鳴き止めグリースを塗っておきました。

あとはパッドをキャリパーに組み込んで、キャリパーの取付ボルトを締め込んで終了ですが、ピストンを少し押し戻したのでパッドが脱落します。パッド固定用のロッドでパッドを仮止めした状態でキャリパーを固定し、PKBから接続されるレバーを2-3回動かすとピストンがでてきてパッドがディスクに固定されるので脱落しません。この状態で鳴き止めスプリングとパッド固定用ロッドを車両外側から打ち込んで固定しました。その後キャリパー固定ボルト二本をトルクレンチで締めつけて終了です。 (上側45〜50Nm、下側35〜40Nm)

反対側も同様ですが、下側のボルトとスリーブが固着していました。(>_<)

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (13).jpg

簡単に取れないので今回はそのままで。次回は新品準備したほうがよさそうです。

両側が終わったら、PKBケーブルをキャリパーに引っ掛け、最後にPKBケーブルの長さ調整です。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (16).jpg

左側のナットを締めてケーブルのたるみを取ります。整備書ではキャリパーのアウターチューブ固定部とケーブルの取付部の距離を76㎜に調整しろということです。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (14).jpg

この写真は77mmですが、実際76㎜に調整しました。


果ですが、この手の整備は効果が実感できない、という落ちになるかと思ったら、以下の効果がありました。



① ブレーキの引きずりが低下

 車がよく転がるようになりました。惰行時の減速が少ない、同じギヤでも低い回転から使える等、明確に効果が感じられます。しかしいままでと同じ緩勾配でも動くのでこの点は要注意です。

② PKBの効きよくなった

 少ない引き代で聞くようになりました。安全性と操作性向上です。

①についてはキャリパーの動きが改善、②はケーブルの伸び分が調整されたということではないでしょうか?不思議なものでこれだけのわずかな変化で車の運転が楽になりました。


総括です。


使用工具および費用 すべて手持ち

 日産ラバーグリース

 ストレート 鳴き止めグリース

 5㎜六角穴用レンチ 

 15㎜ソケットレンチ

 17㎜スパナ(ケーブルナット用)

 ピン抜き 

時間

 アンダーカバー脱着 1時間

 キャリパーグリースアップ(右)約2時間

 キャリパーグリースアップ(左) 約1時間(習熟効果あり)

 PKB 引き代調整等 約15分

 合計 約4時間15分

作業時走行距離 22868㎞

作業自体の難易度は低いですが、手間はかかるのでお勧めかどうかは?です。根性のある方はぜひどうぞ。


ブレーキの調子見かねて山のほうにドライブを....下呂から中津川へ...

鯨波 (3).jpg

この景色といえば....

鯨波 (4).jpg

恵那醸造さんに鯨波を調達に。お友達の分まで。

鯨波 (1).jpg鯨波 (2).jpg

昔の物です。歴史を感じさせます。

恵那山を見ながら帰途へ。

鯨波 (5).jpg

途中の休息で。

ミニストップ.jpg

念願のミニストップ ベルギーチョコソフト。おいしい。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

nice!(0)  コメント(0) 

【定期清掃】ロータスエリーゼ エアフロ―センサー清掃 [ロータスエリーゼ]

おはこんばんちは


夏も終わりました。今年は暑さが去るのも早い印象ですがこの後はどうでしょうか?いかがお過ごしでしょうか。


昨年の7月にチェックエンジンランプの点灯対策でエアフロ―センサーとスロットルボディを清掃し、その後はランプは点灯していません。あれから一年ほどたったので再度清掃しました。ただ、今回は時間が限られていたのでエアフロ―センサーの清掃のみ実施しました。走行距離は前回から4000㎞ほどなのでちょっとさぼりです。


エアフロ―センサーを止めているタッピングスクリュー二本を外します。下側に布を敷いて万が一の落下に備えます。左上はすでにはずれています。そのあとセンサー本体を抜き出して、その後コネクタを抜こうとしましたが、硬くてはずれず、ヒートガンで少し温めたらすぐにはずれました。前回はあっさりだったんですが...

Elise_airflowsensor_cleaning (1).jpg

イソプロピルアルコールで軽くふきます。温度センサー(丸いやつ)は少し汚れていました。

Elise_airflowsensor_cleaning (2).jpg

センサーを戻し、スクリューを手で仮締めしたのちレンチで本締めしました。前回レンチを落下させてしまい、回収するのにタイヤを外す羽目になったのでレンチに命綱として紐で落下防止をしました。と思っていたらなんか音が....何かが当たったのか?と思いながら、作業の邪魔になるためはずしていたセンサー直上のホースをクランプに止めようとしたら、二つのうち一つがありません....周辺の下側にも見当たらず....

Elise_airflowsensor_cleaning (3).jpg

結局またタイヤを外す羽目に。30分ほど時間が浪費されました。DIYあるあるですが....

アンダートレイ上で発見。

Elise_airflowsensor_cleaning (4).jpg

正規の位置に戻りました。

Elise_airflowsensor_cleaning (6).jpg

ついでにトーリンクナットもチェック。問題なし。

Elise_airflowsensor_cleaning (5).jpg

この後1.5時間ほど近所を試運転、問題なしでした。


ディスカウントショップで在庫投げ売り198円で売っていた、車載USB充電器付きFMトランスミッターです。100円ショップで買った充電器が古くなってきたので予備もかねて買ってみました。

Transmitter (1).jpg

4つの周波数が使えます。以下のように使います。

Transmitter (2).jpg

音は....有線よりちょっと悪いです。音源によっては大きな音にノイズが乗るので性能はあまりよくないです。充電性能は100円ショップ品よりよく使えそうです。198円なら腹もたちませんが、元の値段(類似商品は1000円弱〜2000円程度みたいです)だとどうでしょうね...

充電器として使い、オーディオとの接続は有線がいいのかな。


最近見物したものです。道の駅設楽にて、豊橋鉄道田口線の電車です。

田口線電車 (1).jpg田口線電車 (2).jpg

田口線電車 (3).jpg

中も見れます。お勧めです。

旧車軍団。

Enthusiast.jpg

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

た。

nice!(0)  コメント(0) 

【酷暑DIY】エリーゼちゃん後輪泥除け作成 [ロータスエリーゼ]

おはこんばんちは。


暑いですね。暑さに気を付けましょう。

 

そろそろタイヤを交換しようと思っているのですが、先輩諸氏の御意見をみると、タイヤによっては石ころを大量に飛ばすものもあるようです。となると車体にあたってふぁびょ〜ん!っとなるので、その前に手当をしました。後輪の泥除けを自作しました。


先輩諸氏の情報を参考にさせていただき、①ブラケットを板金で作成 ②泥除けはゴム(EPDM)製で作成しました。


材料は0.3㎜厚の亜鉛メッキ鋼板です。

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (1).jpg

金切りハサミで簡単に切れるので厚紙工作の感覚で加工できます。

リヤフェンダーの内側に接着するので幅20㎜×長さ250㎜位の大きさです。

この商品は200㎜×100㎜なので途中で半田付けしてつなぎました。

フェンダー内側の上部は段が付いているので段差を付けた形状が必要です。

上が最初の制作品、下が二回目です。

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (2).jpg

最初の品は反対側を柔軟にしたかったので、反対側のこの段差部分の途中で一枚当てて半田付けしたのですが、剛性が上がって加工が難しくなり、結局この部分は一枚で成型(下の二枚)、継ぎ目は中央当たりにしました。右が最初の品です。

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (3).jpg

ここに泥除けを止めるためのブラケットを半田付けしました。ナットも半田付けで作業改善を狙いました。最初ナットワッシャーをサンドペーパーで磨いてなくて、ペースト付けてもはんだがつかずうまくいきませんでした。途中で磨いて、その後はOKでした。

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (4).jpg

フェンダー内側へピッタリの形状にするには何度も現物に当てがって成型しました。

まあこれで行くか、ってなるまで10回程度はやったかもしれません。それでも段差の部分は完璧ではないです....

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (5).jpg

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (6).jpg

そのあと表面磨き、洗浄、ミッチャクロンを吹いて黒塗装しました。

3Mの7112で接着しました。ブラケットを脱脂してテープを貼りました。

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (7).jpg

エアロパーツ等の接着にも使われているようで、一つあると便利です。

フェンダー側も洗浄、脱脂してブラケットを貼付けました。

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (8).jpg

マスキングテープで固定し、一晩放置しました。

紙で泥除けの型を作りました。ちょっと大きい気がしますが、まずはこれでやってみます。

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (9).jpg

この状態でネジ位置に穴を開けておきます。

泥除けは2㎜のEPDMシートで作りました。

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (10).jpgLotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (11).jpg

穴はポンチで開けました。

車両への装着です。最初そのままでつけようと思ったら隙間が狭くて断念、ジャッキで車体を上げたのですが、結局タイヤも外すことに。

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (12).jpg

一番上のナットが取れてしまって、別体のナットで締めました。芋はんだがばれてしまった....他はOKだったのでよかったです。それ以外に、二つの穴位置が若干合ってなかったので修整して、まあOKとしました。前後位置はPPの板のスペーサーで調整しました。

左側は穴位置がばっちりでした。あっさり終了です。

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (13).jpg

後部からの見た目です。

Lotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (14).jpgLotus_Elie_Rear_mud_guard_DIY (15).jpg

これで当面様子を見ます。ちょっと水平が出てない気がするのは気のせいです、たぶん。


総括です。

1. 費用

 亜鉛引鉄板 0.3×100×200 Eggs製品 268円

 EPDMゴムロール 和気産業 2×100×1000 991円

 M3.5×12㎜ビス、ナット、ワッシャー10個入り 98円

 3M 両面接着テープ 7112 15㎜幅 手持ち

 その他半田付け、切断、成型工具等

2.時間

 板金ブラケット作成 約10時間

 泥除け作成 約1.5H

 車両への取付 約3H


おまけです。先週末のドライブより。

お気に入りの鯨波を買いに恵那醸造さんまで。

恵那醸造 (1).jpg

恵那醸造 (2).jpg

いつもどおりの素晴らしい景色。これをみるだけで幸せです。

昼食は中津川のたからさんで。

中津川_たから.jpg

これで690円、おいしいくて量も多いです。

瑞浪のどんぶり会館にて。

猫蚊取り_どんぶり会館.jpg

ぶたさんではなく、猫さんの蚊取線香皿です。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

nice!(0)  コメント(0) 

【一年振り】エリーゼちゃんエンジンオイル交換 [ロータスエリーゼ]

おはこんばんちは


東海地方も梅雨明けのようです。夏の空となりました。暑いときには作業は避けましょう、がのぞましいのですが、6月に雨が多く、エンジンオイルの交換ができず、ずっと気になっていました。本日朝比較的暑くない時間に決行しました。


前回の交換は昨年の6月、その後の走行距離は約3500㎞です。距離は短いですが、一年経ったのでオイルフィルター共々交換しました。また、リヤトーリンクのナット緩みもトルクレンチをもちいて確認しました。


朝8時から作業開始とはいえ、すでに気温は28℃、暑さ対策として扇風機と水を準備、また蚊対策といして、殺虫剤を車の周りに散布し、電子香取線香に加え虫刺され防止剤も塗りました。殺虫剤の散布は少量でも効果が大きいようで、蚊とバトルしている方にお勧めです。


距離が短いのであまり汚れていません。

Elise_Oilchange_20210717 (1).jpg

後輪をスロープに載せ、アンダーパネルをはずすのも約15分と、早くなりました。その後は普通の作業になります。

Elise_Oilchange_20210717 (2).jpg

ドレインプラグとオイルフルター位置が近いので同時に抜けます。さすがトヨタさん、配慮が行き届いている?

抜いてる間にリヤトーリンクのナット緩み確認。規定トルク60Nmで緩みなし。

Elise_Oilchange_20210717 (3).jpg

ドレインワッシャー等確認です。オイルパン面。

Elise_Oilchange_20210717 (4).jpg

そのままでも再使用できそうですが#600の耐水ペーパーで研磨して再使用しました。オイルパン面、ボルト面の順番です。

Elise_Oilchange_20210717 (5).jpgElise_Oilchange_20210717 (6).jpg

オイルフィルター。車にはトヨタ純正部品が付いていました。今回はユニオン産業のフィルターを使用しました。Oリングに油を塗ってから取付ました。

Elise_Oilchange_20210717 (7).jpg

復帰終了です。

Elise_Oilchange_20210717 (8).jpg

エンジンオイルはカインズホームのモーターオイルスポーツ5W-50 SMです。カインズブランドでは最高級品の合成油です。これで当分の間安心して乗れますね。


総括です。

費用

エンジンオイル カインズホーム モーターオイルスポーツ 5W-50SM 2480円税込み

ユニオン産業 オイルフィルターUT7 798円税込み

オイル処理箱 4L用 カインズホーム 198円税込み

その他手持ち工

時間

準備 約30分

アンダーパネルはずし 約15分

オイル交換 約45分

アンダーパネル装着 約40分

かたずけ 約15分

合計 約2時間25分

アンダーパネル装着時に穴位置が合わず少し手間取りました。それと、いままでの実績より、車体側面部は砂等を噛んでいるので水で掃除、砂噛み込みは改善しました。


次のオイル交換は一年後?もう少し乗らないといかんですね。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


nice!(0)  コメント(1) 

【祝点灯】エリーゼちゃん 昼間走行灯復帰 その3(終了) [ロータスエリーゼ]

おはこんばんちは、ご苦労様です。


今日は朝方の雨があったので、作業を決行、無事昼間走行灯が復活しました。めでたしめでたす。


まずはハーネス被覆を向きます。テープをはがすと、ビニールテープで巻かれており、それを剥がすと....

Elise_DRL (1).jpg

噂の緑線二本、白線一本がでてきました。ビニールテープの糊がべとべとだったのでアルコールで清掃しました。PDIでの作業だと思いますが、ちょっと考えた資材を使ってほしいものです。作業性改善のため、手前に引き出すために下写真のタイラップ二本を切断しました。

Elise_DRL (2).jpg

これでいくらか作業性は改善しました。となりのヒューズボックスの配線にもビニールテープがあるので、剥がすと.....

Elise_DRL (3).jpg

ETCの電源がC3ヒューズ(オーディオ)から取られていました。これもべとべとで清掃しました。そのあと自己融着粘着テープで巻いておきました。

Elise_DRL (4).jpg

これでようやく本題に。カッターで被覆に切れ目をいれてひっぱってむきました。電線へのダメージはご法度です。

Elise_DRL (5).jpg

緑と白の間にヒューズボックスを半田付けしました。

Elise_DRL (6).jpg

ヒューズボックスは手持ちの20Aまで品だったので電線が太く、よじる作業に少し苦労しました。新たに買われる方は5Aに適切な大きさのもの(電線が細い)を使うのをお勧めします。

熱収縮チューブを被せた上に、念のため自己融着テープを。このテープは、絶縁効果や防水効果もあるそうで、一つあると重宝しそうです。下の写真の後に、となりのハーネス束と束ねておきました。

Elise_DRL (9).jpg

最後はタイラップ二か所を復帰し、さらにヒューズボックスの一つの本体自体をタイラップでハーネスに固定し、ぶらぶらを改善しました。ぶらぶらはちょっと気分が悪いので.....(この部分の作業は実際はテスト点灯の後実施しました。)

テスト点灯です。エンジンをかけると昼間走行灯が点灯します。

Elise_DRL (7).jpg

スモールランプで昼間走行灯から切り替わり。

Elise_DRL (8).jpg

うまくいって自画自賛!


以下作業環境です。

Elise_DRL (11).jpg

足を運転席側に出して寝そべる形なのでセンターコンソールとの段差をできるだけ埋めるべく、その辺にあった座布団、クッションを動員しました。もう少し重ねるとさらによかったです。PKBレバーは下し、ギヤは6th、車輪止めを置いています。さらに熱中症対策で扇風機も動員、水のボトルも用意して、作業に熱中しても水分補給ができるようにしました。


総括です。

使用材料、工具

 ヒューズボックス 20A用 矢崎 手持ち

 熱収縮チューブ 手持ち

 ヒューズ 5A(5個入り) 税込み192円

 日東電工 自己融着粘着テープ 19mmX10m 税込み484円

 その他はんだこて、ニッパー、カッターナイフ等
時間
 約1.5時間(その他準備、作業環境改善等に30分)
御褒美!
シャトレーゼタイ焼きアイス抹茶.jpg
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


nice!(0)  コメント(2) 

【検討】エリーゼちゃん昼間走行灯復帰検討 その2 [ロータスエリーゼ]

おはこんばんちは


エリーゼちゃんの昼間走行灯復帰検討の二回目です。今回は法規の適合性のおさらいです。

結論としては、問題なさそうだということですが、その根拠の確認結果の紹介です。


昼間走行灯という言葉は、運輸省の保安基準の中で正式に使われている言葉です。

車検で保安基準不適合等言われますが、保安基準とは、以下の定義のようです。

1.公道を走行する車両の適合性を定義した法律が「道路運送車両法」

(この法律の目的)
第一条 この法律は、道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする。

2.車両の寸法、装置、重量等々が第三章 道路運送車両の保安基準 に規定されています。

(自動車の構造)
第四十条 自動車は、その構造が、次に掲げる事項について、国土交通省令で定める保安上又は公害防止その他の環境保全上の技術基準に適合するものでなければ、運行の用に供してはならない。

第四十一条:自動車の装置、第四十二条:乗車定員または積載量、以下いろいろ続きます。


3.この保安基準の詳細は国土交通省令で定められています。


 この中の第34条の3に昼間走行灯の規則が定められています。細目告示第二節124-2に灯火の位置、色等が記述されています。簡単にまとめると、取付位置、方向、色、明るさ、大きさ、エンジンと連動することが必要要件のようです。取付寸法等の詳細は細目告示添付の中で見れます。車幅灯との兼用も問題ないようです。


素人が測れる範囲精度で取付寸法を測ってみましたが、幅や高さは問題なさそうです。後はライトの明るさですが、これは本国仕様と同じだと仮定すると、本国の規制がどうかをみればよいです。協定規則148号原文より

Luminous intensities for daytime running lamps

Minimum luminous intensity in H-V (values in cd) 400

Maximum luminous intensity in any direction (values in cd) Daytime running lamps 1200


保安基準では1440cdですから、本国仕様が協定規則に準じて設定されていれば、照度は問題ないと推定されます。


先輩諸氏のブログを見ると、この改造は違法だと書いている人もいますが、それらは2016年に昼間走行灯の保安基準ができる前もしくは直後位の記事のようで、現状では問題ないと推定されます。最後は運輸局でどういわれるかではありますが.....

余談ですが、違法は道交法違反ではなく、保安基準不適合、すなわち道路運送車両法違反が正しいと思われます。

後は実際の作業に挑戦するのみです。乞う御期待。


樽水本宮神社 (2).jpg

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


nice!(0)  コメント(2) 

【検討】エリーゼちゃん昼間走行灯復帰検討 その1 [ロータスエリーゼ]

おはこんばんちは


梅雨末期に近づいてきて、梅雨前線の活動が活発化しています。大雨に注意しましょう。


エリーゼちゃんは小さく車高が低いせいか、他車から気づかれにくいような気がします。こちらが注意するようになるのでその分安全運転になるのですが、少しでも被視認性をよくするためにデイタイムランニングライト=昼間走行灯(以下DRL)の復活の検討を開始しました。今回は回路図と実車の確認、次回は法規の確認、最後に作業ということで進めたいと思います。暑さや作業姿勢、根性等超えるべき障害は少なくないですが.....

まずはヒューズの確認、取扱説明書を確認しました。

取扱説明書.jpg

先輩諸氏の情報だと、C8へ来ている配線が問題のものらしいです。確かに何もありません。余談ですが、C5も何もありませんでした。配線図から、北米仕様専用の補助灯の回路用みたいです。

次に配線図を。

DRL-配線#1.jpg

右下のC8ヒューズと、前後の配線をつないでやるといいらしいです。赤字(筆者追記)がDRLへ行っている配線です。上流(左上)から見ると、IGN ONで通電します。

DRL_配線#2.jpg

こちらはスイッチからDRLへの回路です。スイッチパック(破線内)が電灯のコントローラーのようで、スモール(車幅灯)スイッチ(右中央)で車幅灯が点灯するようです。(下図)

DRL_配線#3.jpg

左右の二つの箱がDRL/車幅灯、真ん中の二本が上図のC8ヒューズにつながります。その上にECUからの信号線が来ていますが、これでエンジン運転中にDRLの点灯を制御しているものと思われます。

作業可能性の確認です。上が問題のユニット。C5、C8がありません。

エりーぜ室内ヒューズ (1).jpgエりーぜ室内ヒューズ (2).jpg

エりーぜ室内ヒューズ (3).jpg

このテープ内にいらっしゃるらしいです。作業は姿勢が大変そうですが、なんとかできそうな感じです。本当かな.....

昨日今日の活動です。

やさいスーパーで高い車と....

やさい村いて高級車と.jpg

珍しい車。

Sprinter.jpg

スプリンター。最後のモデルかな?

エーシーマインズさんを見学。

エーシーマインズ (1).jpg

エーシーマインズ (2).jpg

エーシーマインズ (3).jpg

珍しい車を見れて感激です。

知多半島でブレーキ液交換後の感触を確認。心なしか、剛性が上がった感じです。また、クラッチも切れがよくなった(手前で切れる)印象です。苦労の甲斐がありました。

えびせんの里へ。

えびせんの里.jpg

結構人が来ていました。もうコロちゃんは卒業ですね。

いつもの樽水本宮神社で交通安全家内安全を祈願しました。

樽水本宮神社 (2).jpg樽水本宮神社 (1).jpg

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




nice!(0)  コメント(0) 

エリーゼちゃん ブレーキフルード交換 [ロータスエリーゼ]

おはこんばんちは


今年は梅雨らしい梅雨ですが、開始が早かったこともあり、そろそろ終わってくれんかなと思い始めました。もう一か月弱は続きのでしょうけど...おかげで暑さがそうでもないので猛暑の前に各種作業を進めています。今回はエリーゼちゃんのブレーキ液交換です。


納車時約14000㎞時の納車整備時以来初めての交換です。現在21458㎞、1年7か月振りです。

Lotus_Elise_Brake_fluid_change (1).jpg

結構な色になっています。リザーバータンクを見たのも久しぶりなのでちょっとびっくり。時々チェックは大切ですね。自作掃除機ブリーダーでタンクの液を抜きました。タンクはブレーキクラッチ共用ですが、堰があるのでその向こう側にもチューブを突っ込んで抜きました。

Lotus_Elise_Brake_fluid_change (2).jpg

ものの10秒ほどでこれだけ抜けました。掃除機ブリーダーの性能に自画自賛です。

が、車輪側はそれなりに時間がかかりました.....まずは後輪です。

Lotus_Elise_Brake_fluid_change (4).jpg

負圧で吸うとどうしてもネジ部から空気をすうので吸引力が液体だけよりも大きい必要があるようです。これはクラッチの作業で明らかに。なお、レンチサイズは前後共11㎜です。

前輪は、純正ホイールだとホイールを外さないで作業ができました。

Lotus_Elise_Brake_fluid_change (3).jpg

四輪とも、負圧で吸い終わった後に、ペダルを数回踏んで、棒でペダルをツッパリその状態でニップルを緩めて空気がでてこないか念のため確認しました。問題なし。上の写真はそのときのものです。

ブレーキ終了時です。

Lotus_Elise_Brake_fluid_change (5).jpg

0.3〜0.4Lというところでしょうか?整備書だと1Lなんですが...ちなみにキューブは約0.5Lだったので車の大きさを考えるとこんなものか?って印象ですが....ブレーキフルード屋がじゃんじゃん使えってささやいたのか?

ここまでで2Hほどの作業で疲労困憊しましたが、昼食後に元気復活でクラッチもやりました。

Lotus_Elise_Brake_fluid_change (6).jpg

スレーブ(オペレーティング)シリンダーから抜きます。レンチは8㎜です。恥ずかしいことに自分は勝手にこのMTはCSCだと誤解していて、整備書にCSCの記述がないなあと不思議に思っていました。その後やはりCSC(Concentric Slave Cylinder)だと判明しました。この分はエア抜き用です。ところでクラッチのシリンダーはマスターとスレーブでそれってピシピシッ!ってやつと同じ使い方ですよね。パ★ク発狂しないのか? 閑話休題。

Lotus_Elise_Brake_fluid_change (7).jpg

抜き作業中です。掃除機がやってくれるので確認のみですが、一度チューブを上に取り廻したので抜けるのに結構時間がかかりました(15分程度)。よくみるとMTの横からタイヤ横に抜けばよかったと反省です。次回への反映点です。

Lotus_Elise_Brake_fluid_change (8).jpg

このように上がっては来ましたが、空気も一緒にすうので液が最高位まで溜まって落ちるようになるまで時間がかかりました。

Lotus_Elise_Brake_fluid_change (9).jpg

新液がでてきたので終了です。

以下ブレーキとクラッチから抜いた液です。約0.5L弱です。

Lotus_Elise_Brake_fluid_change (11).jpg

総括です。


時間

 約2時間半(準備片付けその他作業約30分含む)

費用

 モノタロウ ブレーキ液DOT4 1L缶 約650円の約半分

 工賃 強制労働で無料

工具

 メガネレンチ 8㎜、11㎜

 自作ワンマンブリーダー(手持ち)

 掃除機

 後輪を外すための工具一式


以下余談ですが、先日導入したマサダのジャッキを初めて実作業につかったところ、当木が少しずれて、ジャッキ位置ステッカーがずれました。原因は、敷板の具合が悪くジャッキがうまく移動せずに車両外側に押し出されたようで、程度がわるいとジャッキが外れて悲劇がおこります。ジャッキが内側に動いているか、いつも観察していたのでおかしいと気づき難を逃れました。とはいえ、要注意です。

Ltus_Elise_jack_sticker.jpg

剥がれたステッカーはラッカーシンナーで糊を剥がしてセメダインスーパーXで接着してきました。いつか剥がれてしまうだろうから、対応考えておかないといけませんね。また車載工具の保護不織布も剥がれたのでこちらも同様に修理。なくてもいいんですが完全になくなるまでは頑張ろうと思います。


労働の後は御褒美です。

Chatlese_matcha_ice.jpg

抹茶味ですが、なかなか本格的な味のような印象です。大人向け?


街で見かけたちょっとめずらしい車です。

フィアットパンダ

Fiat_Panda.jpg

ここまで安く作ることに徹しているとむしろすがすがしい。

おなじみカブトムシ。

VW_Beetle.jpg

なんかいい感じ。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

nice!(0)  コメント(0) 

マサダ製アルミジャッキ導入 SJ-15AL [ロータスエリーゼ]

おはこんばんちは


梅雨真っ最中ですがいかがお過ごしでしょうか。天候が今一つなので体調に気を付けてください。


自分の素人整備のアイテムの内、不満があったものの一つがガレージジャッキです。キューブのストラットを交換したときに間に合わせに買った安物の2トンのジャッキを使っていましたがやはり安物、剛性がなく、安定性に若干の不安がありました。さらに最低位が高いので使い勝手が悪いです。前から検討し、ついにブランド品のマサダ製を購入しました。キヨブタ(´・ω・) マサダの油圧式パンタジャッキ(850㎏)はすでに5年以上使っていて使い勝手がよいし、故障の気配もないのでその実績を買っての選定です。


買ったのはこれです。

マサダSJ-15AL (1).jpg

SJ-15AL、1.5トンです。KB1ツールという三重のお店から購入、調べた範囲では一番安かったので....21800円税金送料込みです。この商品はお店による価格バラつきがものすごく大きいんですがなんででしょうね?PITWORK軍手はお店からのおまけ?

マサダSJ-15AL (2).jpg

マサダSJ-15AL (3).jpg

この状態でハンドルを差し込む部分は背面との間に針金のフックで留められています。下側に押し下げてはずしました。

マサダSJ-15AL (4).jpg

ハンドル上下で上昇、ハンドル反時計回しで下降です。

マサダSJ-15AL (5).jpg

ユニバーサルジョイントでバルブを駆動しています。

マサダSJ-15AL比較 (6).jpg


実車でテストです。

エリーゼちゃんの作業改善が大きな目的の一つです。スロープに乗せなくてもジャッキアップできるはずですが...

マサダSJ-15AL確認 (4).jpg

ばっちりです。自分の駐車場は固めた砂利なので10㎜の板を敷いてジャッキを掛けます。当木も必要です。これはゴムパッドを製作し置換え予定です。

マサダSJ-15AL確認 (5).jpg

タイヤ5㎝ほど上がってます。

マサダSJ-15AL確認 (6).jpg


既存のジャッキとの比較です。製品は大橋産業BALの2トンです。4000円程で購入。

マサダSJ-15AL比較 (1).jpg

 全長は約500㎜、ほぼ同じです。

主要諸元(カタログ値)です。

      マサダ       BAL

能力   1.5トン       2.0トン

最低位  79㎜      135㎜

最高位  379㎜        385㎜

重量  10.7㎏         9.0㎏

マサダSJ-15AL比較 (8).jpg

マサダSJ-15AL比較 (9).jpg

Made in Chinaなのは少し残念です。

皆さんの御興味の焦点と思われる、最低位です。カタログ(79㎜)通りの感じです。

マサダSJ-15AL比較 (2).jpg

BALは約135㎜、こちらもカタログ通り。別売のゴムパッド付のお皿がついているのでさらに高いです。(皿の位置が標準仕様の高さです。広角レンズのせいで低く見えてます)

マサダSJ-15AL比較 (3).jpg

最高位です。

マサダSJ-15AL比較 (4).jpg

どちらもカタログ通りです。(マサダ379㎜、BAL385㎜)

車輪のトレッド比較です。

前輪はマサダ約120㎜、BAL140㎜(端同士)

マサダSJ-15AL比較 (11).jpg

後輪です。マサダ約200㎜、BAL約150㎜

マサダSJ-15AL比較 (10).jpg

後輪のトレッドが広いためか、安定性はかなり高い印象です。不安感はありません。

BALのレバー付け根です。

マサダSJ-15AL比較 (7).jpg

車重の重いキューちゃんでテストです。車検証の前輪軸重720㎏、車重1180㎏。

キューブは意外に地上高は低く(カタログ値160㎜)、さらの自車は20㎜ほど下がっているので入るとはおもっていませんでしたが、意外に奥までいきました。

マサダSJ-15AL確認 (1).jpg

当然これ以上は無理ですが、見た目より低いです。自作スロープにのせてあげます。

マサダSJ-15AL確認 (2).jpg

マサダSJ-15AL確認 (3).jpg

写真はタイヤ下端が約15㎝上がったところです。さすがに力は結構いりますがBALよりは楽です。レバーが長いのも手伝って....BALとの大きな違いとして、小ストロークでも確実に上がっていきます。BALはあまりストロークが少ないとあがりませんので、隙間が小さい初期はレバーをはずして短い棒でストロークさせる必要があります。また、マサダは下降時に圧力がゆっくり抜くことができるので車がゆっくりと下せます。BALはバルブの特性がピーキーでちょっと回すと圧が大きく抜けて多少サスペンションにショックが来る感じで降ります。


価格差が約5倍あるので、比較は難しいですがマサダのほうがやはり物はいいです。特に全体的に剛性が高く、かつ広い後輪トレッドが高い安定性を実現しています。また、ころのフリクションが小さく軽く動かす事ができます。重量も軽いのでガレージのない素人にはうれしいです。ではBALが使えないかというとそんなことはなくて、使い勝手が悪いというだけで工夫すれば実用的に使うことは可能です。実際いままでそうだったし.... 黄色いハンドルのおかげで取り回しは良いです。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

nice!(0)  コメント(640) 

【操作性改善】ロータスエリーゼ MTオイル交換 [ロータスエリーゼ]

おはこんばんちは


ガレージのない我々貧民にとって車整備に適切な季節になりました。そのためにオラのラッシュ的に車整備をしております。今回はエリーゼちゃんのMTオイル交換です。キューちゃんばかりかまっていたので久しぶりです。


現状のMTオイルは、買ったときにお店が納車整備の一環でいれてくれたワコーズのMTオイルです。どの商品か確認していませんが、現実的に、ギヤの入りが正直すごく悪いです。寒い季節の冷気時に悪いのは当然として、暖気後でもあまりよくないです。特に、停車時にNから1速へ入れるときのシンクロリングの押分けに要する力が非常の大きいです。つまり、ギヤが入らない。二速へのシフトアップ時も同期力がすげー大きい、つまり重い。さらに二段入りも悪い。

つまり、納車以来ずっと不満だったわけです。第一、納車時にワコーズオイルと聞いた瞬間にトヨタ純正油でないんですか!っと叫んでしまったくらいです。苦情はないですと言われたので引き取ったのですが、走行距離が増えるにつれ多少はよくなったものの、絶対的にはよくないです。一度お店にえらく悪いんですがと苦情を言ったんですがこんなもんですねとのつれないお答え。

今回のMTオイルは日産純正のMTオイルです。GL4の75W-90です。以前乗ってたR32GT-RとS15シルビアでよかった印象があるので、使ってみました。

まずはMTオイルを抜きます。その前にアンダーカバーを外します。後輪を自作スロープに乗せて作業します。

パンダジャッキでアンダーカバーを支えて、ボルトを外します。前回のエンジンオイル交換でやったので楽勝です。今回は、インパクトドライバーに90度方向展開のアタッチメントを使ったので楽勝でした。(最初の緩めは手動で、その後のボルト外しに使いました。)

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (3).jpg

アンダーカバーが外れました。

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (4).jpg

NACAダクト後方に空気が流れた跡があります。結構エンジンルーム内に吸ってるんですね。

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (5).jpg

この後フィラープラグを中古工具屋で買ったブランド品KTCのコンビネーションレンチ(24㎜サイズ)で外します。

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (6).jpg

次はドレインプラグです。10㎜の六角レンチです。

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (7).jpg

抜いたオイルです。6000㎞ほどなので結構きれいです。正直交換は勿体ないレべルです。

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (8).jpg

外したドレインとフィラーボルトです。ボルトサイズはM18、ワッシャーはアルミ合金です。左側がドレイン右側はフィラーです。手前が新品のワッシャーです。

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (9).jpg

ドレインボルト部にマグネット付きのドレインボルトが使えないかと思いましたが、ファイナルギヤが結構せまっているので難しそうです。

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (10).jpg

ついでにエンジン回りをチェックしました。問題なし。

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (11).jpg

ドレインを締めた後、オイルを入れます。


Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (12).jpg

手持ちのチューブが30㎝ほどしかなかったので延長部としてペットボトルを加工しました。

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (1).jpg

この上に漏斗を載せてオイルを入れました。

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (13).jpg

フィラーからオーバーフローしたらプラグを締めます。

Lotus Elise S3 Manual Transmission oil change (14).jpg

あとはアンダーカバーを付けて終了です。

簡単なように書きましたが、ドレインプラグ、フィラーに到達するために、相当な手間がかかりました。手順と時間をまとめておきます。

1. 後輪をスロープに乗せて、アンダーカバーを外す。45分

2.フィラーを外す。ドレインを外して油を抜く。45分

3.ドレインを締める。15分

4.車をスロープから卸し、左側をジャッキアップし、左後輪をはずし、給油用チューブをフィラーに入る(スロープ上でフィラー穴にチューブが入れられなかったため) 30分

5.MTオイルを約1L入れる。15分

6.車をおろし、フィラーから給油する。15分

7.スロープに乗せる。フィラーを締める。15分

8.アンダーカバーを洗浄し、アンダーカバーを車に取り付ける。30分

9.試運転および最終確認

合計約4.5時間です。見積もり3時間は甘かったです.....

一番の課題はフィラーへのアクセスで、地面への車両接地時はアクセス不可だったので上記のようにスロープへの乗せ下ろしが何回も発生しています。スロープが二個しかないのが原因です。これから実施される方は四輪をスロープに乗せる、馬四点で持ち上げる等、車両を水平に持ち上げた状態で作業されることをお勧めします。



試運転の結果です。

1.Nからの1速へのシフト 時々発生した、ギヤのブロックが起こらなくなりました。ストレスが低下です。

2.1速から2速へのシフト 2段入りは少し残っているものの、大幅に減少し、操作が楽になりました。

3.その他ポジションへのシフト 全体的に操作力が軽くなり、ゴリゴリ感も大幅に減少しました。

総合的にほぼ満足できる性能となりました。通常のスポーツ走行の範囲まではよい性能であると結論できると思います。ワコーズ信者の方には申し訳ないですが、個人の感想としてはこのようになりました。ワコーズオイルは臭いがファイナルドライブオイル的で、推定するに、極圧性を高める添加剤が多いのかもしれません。操作性よりもギヤの極圧性をより重視しており、チューニングした高出力エンジンで高負荷の運転をする場合はよいのかもしれません。(日産オイルが極圧性が低いといっているのではありません。)


費用です。

日産ギヤオイル 3L  約3000円

六角レンチ 10㎜ 3/8 約300円(ストレート)

KTCコンビネーションレンチ24㎜(約300円、中古)

その他手持ち工具、材料


最後までよんでいただきましてありがとうございます。

nice!(0)  コメント(525) 
前の10件 | - ロータスエリーゼ ブログトップ