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【強制労働】Z12キューブ 補機ベルト交換 [日産キューブ]

おはこんばんちは


雨が上がりませんがいかがお過ごしでしょうか?局所的には大雨の可能性もありますので、引き続き御注意ください。


実家のキューブは12万㎞なのですが昨年当たりから雨降り時に長時間停車後、エンジン始動時にベルトが鳴くというのでベルト交換しました。ところが外したベルトはゴムの亀裂も明らかな摩耗もなくよい状態、整備記録をよくみると8万㎞時に交換していました。結論としては張りを調整すればよかったということらしいですが、まあ安心料なんでよいかと。

一方、自分のキューブは一年ほど前にゴムの亀裂を発見して、鳴き始めたら交換しようと思っていたのでまだ鳴いてないですが、はずしたベルトは自分のキューブにつけようとの魂胆です。

実家キューブから外したところです。ついていたのはPITWORKの純正品です。交換したのは三ツ星ベルトの補修部品、純正並みの高級品にしました。ヨドバシオンラインで3300円税込みです。

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パッケージには3.5万kmで交換しよう!って記載が....今回は推奨並みで交換したことになります?

はずした製品、PITWORK部品です。

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補機ベルトの交換作業は整備書とウェブ情報で勉強、プーリーのナットさえ回せれば難易度は低いとの判断で着手しました。このエンジンはオートテンショナーがないので、テンショナーのプーリーは、軸の固定ボルトナットと、軸の張り調整のための調整ボルトで構成されています。軸の固定ボルトを緩めて、軸の張り調整ボルトを緩めてベルトをはずせという順番です。整備書では右前タイヤを外し、フェンダープロテクターをはずして作業しろとの指定ですが、検討の結果、タイヤをスロープに載せ、アンダーカバーをはずせば作業はできると判断としました。なお作業説明のサンプルは自分の車です。走行距離101066㎞、ベルト交換時走行距離等は不明(すくなくとも2.1万km以上)

車両右側からみたレイアウトです。汚い絵ですいません、著作権保護を優先した結果です?

レイアウト.png

テンショナープーリーの軸を右側(車前方)に動かせば張力が抜けます。

アンダーカバーを外したところ。(写真上が車両前方) 張りの感じを確認しておきます。結構強いです。

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次にテンショナープーリーのナットを緩めます。13㎜ソケットをスイベルハンドルにつけて回します。その前にシリンダーヘッドに止めてあるアース線を外して作業性を向上させておきます。

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上側からスイベルラチェットハンドルで13㎜のナットを緩めます。Z12の整備書ははずせとかいてありますが、軸が動かせる程度でよいかもしれません。理由は後述します。

このナットはM10、34.8Nmのトルク指定なので固着がなければ上から回して外せます。固着していたら下からスピンナーハンドル等で回すとよいです。サイドメンバーまでの隙間が小さいので普通のラチェットハンドルでは厳しいかもしれません。メガネだと楽勝です。

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この後、プーリー軸を動かすボルトを反時計回りに回してプーリーを車両前方に動かしていくとベルトの張力が抜けてきます。このボルトはオルタネーターの下にある13㎜ソケットのものです。目視できないので手探りです。スイベルハンドルでは角度が適当に調整できるので楽に回せますが普通のラチェットでは適切な長さのエクステンションやユニバーサルジョイントがないとL/O上難しいかも。

外した部品です。ベアリングのゴリ感もなく問題なさそう。右上が張力調整用のボルトです。これ左ネジなんですよ。構造理解して普通の右ネジと思って回すと反対に動くので要注意を。

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この部位の問題がこのプレートの陥没らしいです。プーリーが傾く→ベルト鳴きが起こるらしいです。これは形状から判断すると対策品のようですが、それでも若干の陥没がありました。

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片持ちの構造上張力を上げていくとガタがないとしても軸自体が弾性変形しますから軸の台座部分が傾いて結果的にこの板を陥没させるということだと思います。陥没は0にはならないでしょうから、プーリー軸の傾きがある値以下だとベルト鳴きOK!って判断でしょう。

はずしたベルトです。

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上が外したもの、下がピットワーク品です。明らかに繋ぎ方が違います。ベルトにはメーカー名も品番らしきものもなかったので(消えていた感じも)どこの製品か不明です。

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上が外したもの。下がピットワーク4万㎞中古品。ゴムの亀裂は多いですが、かけや大きな摩耗はありませんでした。それにしても純正品はやはり強いのか、4万㎞ではまったく亀裂なしでした。三ツ星ベルトさんごめんなさい。

取付は外しの逆です。ベルトを掛けるのが少しだけ面倒なだけです。テンショナーは再度組み付け、プーリーのナットはガタがないくらいまで締めた状態で、張力は一番緩んだ位置で仮組しておきます。

レイアウト.png

自分でやり易いと思ったのは、最初に上からオルタネータープーリーとテンショナープーリー、A/Cプーリーを最初にかけます。このときマスキングテープ等でオルタネータープール―とベルトを仮止めしておくと落ちにくくてよさそうです。その後車の下にもぐってクランクプーリーにも掛けます。その後上側からアイドラプーリーにベルトを掛けます。アイドラとテンショナのプーリーはフランジがないので最後にかけるのはどちらかがよいでしょうけど、L/O上はベルトの曲がりが少ないアイドラのほうが有利だと思います。

その後ベルトがフランジ内に完全に入っているか確認し、張力調整ボルトを時計回りに回していきます。このときプーリー軸のナットのガタがないことを確認しておきます。張力は、ベルトの下側で手感で調整、不足なら再度調整前提です。張力調整が終わったらプーリー軸のナットを締めます。これもトルクレンチは入らないので手感で。M10のナット34.8Nm指定なので手で締めて不足はないでしょう。むしろ締めすぎに注意。

最後にベルトの掛かりを再度確認、問題なければエンジンをかけて様子をみます。問題ないようです。しばらくの間は走行後に確認して問題がないことを確認しておきます。


最近の活動で見つけた写真です。おまけ的に。

静態保存の機関車です。

C50.jpgD60.jpg

三段峡と可部線廃線跡。

三段峡.jpg可部線廃線跡 (1).jpg可部線廃線跡 (2).jpg可部線廃線跡 (3).jpg

気動車は一時間1000円で借りれるそうです。(動きません)

三段峡で出会ったヲタク軍団。キ〇ヲ〇ブルー〜

チー牛軍団.jpg

本山石炭鉱山入口、海底で採掘していたそうです。山陽小野田市。

旧本山炭鉱口(山陽小野田市).jpg

讃岐弘法

讃岐弘法.jpg

資さんうどん

資さんうどん.jpg

titi藤井牧場

titi藤井牧場.jpg

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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