エリーゼちゃん ブレーキフルード交換 [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
今年は梅雨らしい梅雨ですが、開始が早かったこともあり、そろそろ終わってくれんかなと思い始めました。もう一か月弱は続きのでしょうけど...おかげで暑さがそうでもないので猛暑の前に各種作業を進めています。今回はエリーゼちゃんのブレーキ液交換です。
納車時約14000㎞時の納車整備時以来初めての交換です。現在21458㎞、1年7か月振りです。
結構な色になっています。リザーバータンクを見たのも久しぶりなのでちょっとびっくり。時々チェックは大切ですね。自作掃除機ブリーダーでタンクの液を抜きました。タンクはブレーキクラッチ共用ですが、堰があるのでその向こう側にもチューブを突っ込んで抜きました。
ものの10秒ほどでこれだけ抜けました。掃除機ブリーダーの性能に自画自賛です。
が、車輪側はそれなりに時間がかかりました.....まずは後輪です。
負圧で吸うとどうしてもネジ部から空気をすうので吸引力が液体だけよりも大きい必要があるようです。これはクラッチの作業で明らかに。なお、レンチサイズは前後共11㎜です。
前輪は、純正ホイールだとホイールを外さないで作業ができました。
四輪とも、負圧で吸い終わった後に、ペダルを数回踏んで、棒でペダルをツッパリその状態でニップルを緩めて空気がでてこないか念のため確認しました。問題なし。上の写真はそのときのものです。
ブレーキ終了時です。
0.3〜0.4Lというところでしょうか?整備書だと1Lなんですが...ちなみにキューブは約0.5Lだったので車の大きさを考えるとこんなものか?って印象ですが....ブレーキフルード屋がじゃんじゃん使えってささやいたのか?
ここまでで2Hほどの作業で疲労困憊しましたが、昼食後に元気復活でクラッチもやりました。
スレーブ(オペレーティング)シリンダーから抜きます。レンチは8㎜です。恥ずかしいことに自分は勝手にこのMTはCSCだと誤解していて、整備書にCSCの記述がないなあと不思議に思っていました。その後やはりCSC(Concentric Slave Cylinder)だと判明しました。この分はエア抜き用です。ところでクラッチのシリンダーはマスターとスレーブでそれってピシピシッ!ってやつと同じ使い方ですよね。パ★ク発狂しないのか? 閑話休題。
抜き作業中です。掃除機がやってくれるので確認のみですが、一度チューブを上に取り廻したので抜けるのに結構時間がかかりました(15分程度)。よくみるとMTの横からタイヤ横に抜けばよかったと反省です。次回への反映点です。
このように上がっては来ましたが、空気も一緒にすうので液が最高位まで溜まって落ちるようになるまで時間がかかりました。
新液がでてきたので終了です。
以下ブレーキとクラッチから抜いた液です。約0.5L弱です。
総括です。
時間
約2時間半(準備片付けその他作業約30分含む)
費用
モノタロウ ブレーキ液DOT4 1L缶 約650円の約半分
工賃 強制労働で無料
工具
メガネレンチ 8㎜、11㎜
自作ワンマンブリーダー(手持ち)
掃除機
後輪を外すための工具一式
以下余談ですが、先日導入したマサダのジャッキを初めて実作業につかったところ、当木が少しずれて、ジャッキ位置ステッカーがずれました。原因は、敷板の具合が悪くジャッキがうまく移動せずに車両外側に押し出されたようで、程度がわるいとジャッキが外れて悲劇がおこります。ジャッキが内側に動いているか、いつも観察していたのでおかしいと気づき難を逃れました。とはいえ、要注意です。
剥がれたステッカーはラッカーシンナーで糊を剥がしてセメダインスーパーXで接着してきました。いつか剥がれてしまうだろうから、対応考えておかないといけませんね。また車載工具の保護不織布も剥がれたのでこちらも同様に修理。なくてもいいんですが完全になくなるまでは頑張ろうと思います。
労働の後は御褒美です。
抹茶味ですが、なかなか本格的な味のような印象です。大人向け?
街で見かけたちょっとめずらしい車です。
フィアットパンダ
ここまで安く作ることに徹しているとむしろすがすがしい。
おなじみカブトムシ。
なんかいい感じ。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
マサダ製アルミジャッキ導入 SJ-15AL [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
梅雨真っ最中ですがいかがお過ごしでしょうか。天候が今一つなので体調に気を付けてください。
自分の素人整備のアイテムの内、不満があったものの一つがガレージジャッキです。キューブのストラットを交換したときに間に合わせに買った安物の2トンのジャッキを使っていましたがやはり安物、剛性がなく、安定性に若干の不安がありました。さらに最低位が高いので使い勝手が悪いです。前から検討し、ついにブランド品のマサダ製を購入しました。キヨブタ(´・ω・) マサダの油圧式パンタジャッキ(850㎏)はすでに5年以上使っていて使い勝手がよいし、故障の気配もないのでその実績を買っての選定です。
買ったのはこれです。
SJ-15AL、1.5トンです。KB1ツールという三重のお店から購入、調べた範囲では一番安かったので....21800円税金送料込みです。この商品はお店による価格バラつきがものすごく大きいんですがなんででしょうね?PITWORK軍手はお店からのおまけ?
この状態でハンドルを差し込む部分は背面との間に針金のフックで留められています。下側に押し下げてはずしました。
ハンドル上下で上昇、ハンドル反時計回しで下降です。
ユニバーサルジョイントでバルブを駆動しています。
実車でテストです。
エリーゼちゃんの作業改善が大きな目的の一つです。スロープに乗せなくてもジャッキアップできるはずですが...
ばっちりです。自分の駐車場は固めた砂利なので10㎜の板を敷いてジャッキを掛けます。当木も必要です。これはゴムパッドを製作し置換え予定です。
タイヤ5㎝ほど上がってます。
既存のジャッキとの比較です。製品は大橋産業BALの2トンです。4000円程で購入。
全長は約500㎜、ほぼ同じです。
主要諸元(カタログ値)です。
マサダ BAL
能力 1.5トン 2.0トン
最低位 79㎜ 135㎜
最高位 379㎜ 385㎜
重量 10.7㎏ 9.0㎏
Made in Chinaなのは少し残念です。
皆さんの御興味の焦点と思われる、最低位です。カタログ(79㎜)通りの感じです。
BALは約135㎜、こちらもカタログ通り。別売のゴムパッド付のお皿がついているのでさらに高いです。(皿の位置が標準仕様の高さです。広角レンズのせいで低く見えてます)
最高位です。
どちらもカタログ通りです。(マサダ379㎜、BAL385㎜)
車輪のトレッド比較です。
前輪はマサダ約120㎜、BAL140㎜(端同士)
後輪です。マサダ約200㎜、BAL約150㎜
後輪のトレッドが広いためか、安定性はかなり高い印象です。不安感はありません。
BALのレバー付け根です。
車重の重いキューちゃんでテストです。車検証の前輪軸重720㎏、車重1180㎏。
キューブは意外に地上高は低く(カタログ値160㎜)、さらの自車は20㎜ほど下がっているので入るとはおもっていませんでしたが、意外に奥までいきました。
当然これ以上は無理ですが、見た目より低いです。自作スロープにのせてあげます。
写真はタイヤ下端が約15㎝上がったところです。さすがに力は結構いりますがBALよりは楽です。レバーが長いのも手伝って....BALとの大きな違いとして、小ストロークでも確実に上がっていきます。BALはあまりストロークが少ないとあがりませんので、隙間が小さい初期はレバーをはずして短い棒でストロークさせる必要があります。また、マサダは下降時に圧力がゆっくり抜くことができるので車がゆっくりと下せます。BALはバルブの特性がピーキーでちょっと回すと圧が大きく抜けて多少サスペンションにショックが来る感じで降ります。
価格差が約5倍あるので、比較は難しいですがマサダのほうがやはり物はいいです。特に全体的に剛性が高く、かつ広い後輪トレッドが高い安定性を実現しています。また、ころのフリクションが小さく軽く動かす事ができます。重量も軽いのでガレージのない素人にはうれしいです。ではBALが使えないかというとそんなことはなくて、使い勝手が悪いというだけで工夫すれば実用的に使うことは可能です。実際いままでそうだったし.... 黄色いハンドルのおかげで取り回しは良いです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
【定期メンテナンス】Z12キューブ ブレーキフルード交換 [日産キューブ]
おはこんばんちは
10万㎞達成しました。うちに来てからは18000㎞ですが...
今日は梅雨の間の晴の日なので、少し前から準備していた、ブレーキフルードの交換を実施しました。2年前の7月に購入した時以来の交換です。約18000㎞走行しています。メーカーの推奨は2年おきですので、今回実施しました。
トライアルを繰り返した結果、掃除機を使った一人ブリーダーを一応完成しました。
全景です。構成部品は掃除機、チューブ(二本)、回収用のボトルです。
ボトルには二本のチューブを差し込み、一方はブレーキのニップルに、もう一方を掃除機で吸います。ボトルの中が負圧になり、ブレーキ液がボトル内に吸い込まれる理屈です。
チューブは穴に差し込んだだけなのでテープで目止めしています。気分程度の効果かな?
掃除機の負圧は大きいほど良いのですが、負荷が過大になると安全装置が働いてて負圧が下げられるのでテープで隙間を調整して、ほどよい圧にします。
性能は.....もう少し早く吸ってくれるといいですが、実用には耐えました。理由は後述です。
三回目の試作仕様で、わかったことは①ボトルは剛性が必要 ②負圧を吸う側のチューブはできるだけ太い方がよい。 ①の理由は、剛性がないと負圧でつぶれるからです。②の理由は、ボトルの負圧をより下げるためです。より強力な掃除機や、負圧発生装置を使うのが一番いいですが....
以下手順です。
今回のフルードは、モノタロウブランドの製品です。
1L缶で約600円だったはず(10%引きの日に購入)。全交換なので二本買ったのですが、一本でよかったです。
まずはリザーバータンクからできるだけフルードを抜きます。
とおもったら、チューブが深くまで入らない構造のようで、少ししか抜けませんでした。(泣き) 仕方がないので、ブレーキ側から抜きました。
順番は、整備書の手順に従って、①左後輪 ②右前輪 ③右後輪 ④左前輪 でやりました。
最初の車輪はリザーバーのフルードを抜かないといけないので約1.5時間かかりました。機器のセットアップや条件だし、車輪の脱着も含んでいます。
写真は前輪です。結構勢いよくフルードと泡がでてきます。泡はネジ部から吸っているのでニップルを押し付けたら泡は少なくなります。泡は配管内からでているのではありません。
こんな感じ。結構色がついてます。
新しいフルードが出てきたので終了です。
二輪目以降は配管内だけの抜き取りでよいので一輪当たり20分程度で終わりました。(タイヤ脱着含む) なお、フルードをまき散らす失態はありませんでしたが、作業部位周辺を念のため拭取り、散水をしておきました。
ホイールナットのトルクチェックを再度実施したあと、敷地内でブレーキの作動を確認したあと、自宅前の公道で試運転、問題ないことを確認しました。その後買い物に行き、異常がないことを追確認しました。帰宅後、念のため前輪のエアの状態を再確認しました。
前輪を転陀し、チューブをつなぎます。車内でブレーキを踏んで、適当な棒でブレーキペダルをツッパリ、その状態でニップルを緩めフルードを抜きます。左右前輪で実施し、問題なし。
抜いたフルードです。
約0.5Lです。一本で十分でしたね.....
簡単な実験を。元のフルード(おそらく純正品)とモノタロウフルードを混ぜて変なものができないか、試しました。
元液:新液=1:3程度で混ぜました。混合後9時間後でも変なものはできていないようです。しばらく放置しておきます。
総括です。
掃除機を使ったワンマンブリーダーは作動が安定するまで少し苦戦しましたが、一度抜き始めると手がかかず、色とリザーバーの液量を確認しておけばよいので、なかなか良い物でした。もう少し抜きの性能が上がるとより使いやすそうです。
作業時間
機器設定および条件だし 約45分
左後輪フルード抜き 約45分
その他三輪フルード抜き 約60分
費用
ブレーキフルード 1L缶 モノタロウ 約600円
後輪用チューブ(内径Φ6㎜燃料用) 約100円
前輪用チューブ(内径Φ4㎜) 手持ち
負圧抜き用チューブ(内径Φ12) 手持ち
その他メガネレンチ、車輪交換用工具一式他
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。