エリーゼちゃん ACパネル背面確認 [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
ご苦労様です。少し暖かくなって過ごしやすくなりました。天気がよいのでどこかにいきたいですね。
先日継続検査を無事通過したエリーゼちゃんですが、その過程で事例調査中に発見したのが、ほぼ全車に発生するといわれている、ACパネルの不灯でした。そういや、9月に夜間走った時、ACパネル周りがやけに暗いと思ったのは、オーディオを切っていただけではないとおもいあたりました。
対策案としては①市販の専用後付けパネルの貼付け ②アルミ板をアクリル板等に置換+LED照明追加 ③ELシートに張替え を候補にしました。とはいえ、不灯以外は機能的に問題はないので、慌てることはありません。まずは構造を確認してから次のステップです。
まずは車体からとりはずし。先輩諸氏の事例を参考にしました。
最初に下側のネジ二本を外しました。そのあと内装剥がし(樹脂製)を上側の隙間に突っ込んで爪を二本外しました。
その後前に引っ張ると簡単に...と思ったらでてこない
結構固いのでゴムをコーティングした手袋で前方に引っ張って、10分ほど格闘ののちなんとかでてきました。
外れたところです。まわりのパネルと内装剥がしはテープで養生しておきました。
硬かった理由はこれです。
白い部品が下側の土台?でこれが下側のネジで止まっています。ここのレール?に黒のカバーがはまっています。これが結構タイトだったのが原因です。白い方のレールのパーティングラインや、当たりの強いところをヤスリで削っておきました。
ACパネルの裏側です。
S2などは、風量調整部の端子のハーネスが別々に繋がっているようですが、これはコネクタではまっています。が、コネクタは奥まではまっていません。勘合不良かとおもったらこれ以上進まないようです。さすがです.......
ネジを4本はずすとカバーは取れます。ポジドライブでしたが、簡単に緩みました。
問題のインバーター部分。インバーターは死んでいるのか?
コネクターの反対側の基盤部で電圧測定、交流の30Vほどでした。これが正常な電圧なのか?もう少し調査が必要です。
復帰は逆の順番で。最後に爪を勘合させるときに前方のアルミ部分を傷つけないよう注意して押し込めばOKです。
照明の復活方策は継続検討です。
それにしてもポンコツ車のキューブが整備遊びの教材の位置づけのはずが、こっちも負けず劣らずポンコツ?的な要素が多くて楽しませてくれます。
最後まで読んでいたがきまして、ありがとうございました。
エリーゼちゃん ユーザー車検 [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
エリーゼちゃんの継続検査を受検、無事合格しました。変態車のユーザー車検の事例の紹介は限られているので他のオーナー様の参考になれば幸いです。しかも、Phase 3の事例は少ないようなので貴重ではないかと自画自賛です。
前日にテスター屋さんに行って最終確認です。前回利用した、中川カーテスター場さんへ行きました。エリーゼちゃんは初めての受験なので、フルコース(2750円)をお願いしました。問題点は以下の通りです。
・前輪ブレーキバランスやや悪い。ゆっくりぺダルを踏めとの御指示。程度はよいですがキューブと同様。
・右ライト光軸がやや高かったので調整してもらいました。追加料金は不要です。ただし、フェンダーインナープロテクターはずしは自分で。練習の甲斐があり2分以内で分解できました。自画自賛!
インナープロテクターを復帰し、運輸局で申請用紙をもらって帰宅、夜書類の準備をしました。
翌日は本番です。朝いちばんの枠を予約しました。ここからはタイムラインに従って記述します。場所は中部運輸局愛知支局です。
825 到着、印紙の販売は830から、列に並んで待ちます。
830 販売開始、重量税と受験料の印紙を購入、自賠責を申し込んで待ちます。その間に印紙を申請書に貼ります。ちょうど貼り終わった直後に、自賠責ができました。
840 車検申請窓口へ。並んでいる人がいないので、そこらにいた人に尋ねたらトレイに申請書を入れてまってればいいって。真似して申請書一式を入れました。
845 受付開始。自分は6-7番目でした。851に終了。
854 車検ラインの列後尾に到着。前には8-9台。この人たち、ここに止めて書類もって行ってんだよね。これやめろって表示があるんだけど、注意はしてない模様。正直者が馬鹿を見ている。なお車検ライン内は撮影禁止なので、写真はここで終わりです。
900 車検ライン開場。順次前に詰めていきます。
915 係員の検査開始。指示に従って操作をします。問題は以下二点①アルミホイールのJWLマークがない。(内側にあるはずと申告。いずれにしても下回り検査でみるとのこと)②マフラーの適合性(純正品だと申告。同上) 下回り検査に申し送りのようで、検査票に記入されました。質問したら、いちおう見なくてはいけない車だからとのお答え。さすが変態車。
それ以外に、スポットライトの取付寸法確認、OK。エンジンの型式刻印は目視できなかったにもかかわらずここにあるんですね、OKだって。こういう車は珍しいのかと聞いたら、めずらしいが時々来るとのこと。当然ですが。
925 終了 車検ライン侵入待ちのときに、地上高が低いのでセンサーが反応するかもしれませんが大丈夫なのでそのまま進んでといわれました。
933 車検ラインに侵入 サイドスリップ、メーター、足ブレーキ問題なくOK。駐車ブレーキは引き方が悪く、三回目でOK。操作力が重いのでゆっくり引いたのが失敗の元でした。次のヘッドライト、排ガスはOK。検査票に印字して終了
940 下回り検査へ。まず加振機で加振されました。キューブの時はなかったです。その後検査票と車検証を見せてと要求あり。ホイールはJWLマーク確認OK、マフラーはディフューザーの隙間から見ていましたが、断念したようで、測定コースで検査するとのお達し。検査票の印字を忘れるなとのお達し。946終了。
948 車検コースの外側のレーンを回って検査コースへ。架装車両の検査等が主な業務のコースのようです。
955 検査コースへ侵入。検査票を渡すと係官はマフラーを見て、その後四柱リフトに乗せろとの指示。リフトアップし、マフラー出口上部の刻印をみていました。ここで後輩係官が来て、どうするか議論開始。後輩はディフューザーを外してみたいといっていましたので、はずしましょうかと言おうとしたら、先輩がこれを確認するには認証資料までさかのぼって確認しないといけない、この車時々くるし、まあいいんでないか?ってよくわからない論理で合格。騒音測定もありませんでした。想像するに、見た目は明らかに純正部品なので、物証はないけどまあいいかってことでしょうか?写真のようにホイールとマフラー部分に合格証?が押されました。
以上で検査終了です。親切にも車はこのままでいいので総合ボックスにいって車検証受取手続きをしてくれとのこと。1008終了。
1009 総合ボックスで書類一式提出
1013 新しい車検証とステッカーをもらって終了。やれやれです。
総括です。
費用
テスター屋(フルメニュー) 2750円
継続検査申請料 1800円
重量税 16400円
自賠責 21550円
合計 42500円
時間
テスター屋 20分(インナープロテクター復帰時間含む)
継続検査手続き+検査 1時間50分
これ以外に事前の準備(点検、清掃、予約等)に約5〜6時間。
感想です。変態車だと少し手間がかかるものの、基本的な検査は同じなので、恐れるに足らず、というところでしょうか。マフラーの件は、あらかじめお店にどこをみればよいのか、確認しておくといいかもしれません。でも、お店に車検をださないのに聞くのは抵抗あるなあ!
ステッカーを後日貼ります。お疲れさまでした。
ふるさと納税第二弾。高地県田野調の美丈夫です。今日は飲みませんでした....
最後までよんでいただきまして、ありがとうございました。
エリーゼちゃん リコール修理と車検準備 [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
ご苦労様です。寒くなってきて要注意ですね。
2月(だったはず)に届いたリコール通知ですが、なんと準備ができてないにもかかわらずお客に通知されたそうで、準備待ちとなっていました。が、待てども待てども通知がなく、そうこうしているうちに車検が近づいてきたので、連絡したところ、すぐに修理してもらえました。
シリンダーヘッドにフューエルギャラリーを固定している樹脂のスリーブが熱劣化で収縮、ボルトの軸力が抜けてフューエルギャラリーの振幅増加→破断→燃料漏れ→火災というモードらしいです。
取り外した部品です。円筒部の一部が若干へこんでいました。この状態でボルトの軸力が下がっていたかは不明です。
対策品、樹脂の材質変更に加え、アルミのスペーサーが追加になっています。(と営業さんはいっていましたが、もとの仕様にもあったのかも?)性懲りもなく、また樹脂か....って気もしますがどうなんでしょうか。前のものより耐熱性が高いものなのでしょう。
来月車検なので、ユーザー車検にするかどうかの判断のために、車両の点検をしました。
まずは車台番号とエンジン型式の刻印場所を確認しました。
車台番号は、右前サスペンションの横のシャシーに刻印されています。
エンジン番号はエンジン前側のオルタネーターの後ろです。上からのぞいても見えず、エンジンカバーを外してカメラを突っ込んで撮影して確認しました。
運輸局の係官はスコープを持っているでしょうから、場所がわかっていれば大丈夫だと思います。
足回り、下回り、エンジン回り、ブレーキマスターシリンダー廻りを確認し、問題ないようです。
車検での一番の課題?である、光軸はテスター屋さんでみてもらうしかないです。が、NGで調整要の場合を想定して、光軸調整への対応を予行演習しました。
まずは前輪を転陀して、インナープロテクターをはずします。
狭いものの、なんとか作業できました。時計ドライバーを突っ込んでクリップのピンを浮かせたあとクリップ外しでピンをはずしその後残りのクリップ部とワッシャーを外せます。あとは上側のボルトを緩めてプロテクターをはずすだけです。
白い六角軸が二本あり、上下左右の調整らしいです。10㎜のソケットが入るか、と思ったら少ししか入りません。TONEの1/4角の物です。(写真) Kokenの3/8だと全部入りました。軸が大きめなのか?Kokenのソケットレンチを念のため持参したほうがよさそうです。
今回の点検の結果、今回はユーザー車検で行くことにほぼ決定です。最終的にはテスター屋さんの結果で決定です。幸い運輸局は車で20分位で行けるのでテスター屋と本番は別の日にやることで精神的に余裕をもった日程で受診できます。とくに変態車は初めてなので慎重に進めます。
ついでにMTのフィラーサイズもチェック。
24㎜のようです。シャシー内側までの隙間が小さいのでソケットだと入らないかな....オイル交換までには確認します。表面の文字は作業の前にマニュアルを見ろと書いてあります。なんだつまらん。
今年最初のふるさと納税返礼品がとどきました。
北海道白糠町からです。好物のたら子です。辛子は苦手です。
今回は不要ですが、今後のためにブレーキ液エア抜きの作業効率向上を狙った負圧ボトルを試作、実験しました。
左側のホースの先を掃除機で吸って、写真右側ホースで約20㎝下のシンクのコップから水を吸い上げました。結果は.....予想外に大きな負圧がかかり、水をぐんぐん吸い上げました。ペットボトルがへしゃげるほどです。よって掃除機の吸い口を開けて、負圧を調整しなければならないほどです。これは使えるのでは?との判断で、そのうち実際の車で試してみます。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
エリーゼちゃん ヘッドライトバルブ交換(左側) [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
右側のバルブ交換は終わったのですが、フェンダーインナープロテクターのライト後部との干渉が頭から離れず、夢にもでてきます。とそのときひらめきが!シャコタン車両を作るお店では定番の、インナープロテクターを変形させるアイテムの反対をやればいいのではないか!俺って天才!っと早速トライしました。幸い?在宅勤務の日があるので、昼休みや、通勤不要で浮いた時間に作業しました。
再度インナープロテクターの状態を確認しました。
上側の奥側が若干浮き気味です。バルブ後部を前方に押してもあまり動きません。材質はHDPEと記載があります。高密度ポリエチレンのようで、融点は125℃ですから、結構簡単に変形しそうです。
緑丸あたりが干渉部位なので、この部分をヒートガンで炙って押し込みました。
ヒートガンで温めて、樹脂が軟化したら木片に当ててハンマーで押して成型しました。ヒートガンは最初中位のノズルでやってみましたが、細いノズルで局部的に熱してすこしづつ変形させるのがうまくいくようです。
装着後です。バルブ背面部を押すと、1-2㎝動くので作業はうまくいったようです。
調子に乗って左側も作業をしました。
自作カバーは若干深さが浅く、被せ代がやや不足しており、調整にすこし手間がかかりました。よく考えると深めに作っておいて、深すぎれば切り取ればよかったです。
左側はバルブのコネクターが車両の外側にくるので、インナープロテクターのくぼみ?に十分入ります。よって成型は不要でした。この状態で押してみると1㎝位は動きました。
試運転の結果、明るくなったのが確認できました。その結果、ライトの境目がはっきりとわかるようになりました。色も白くなり、ホワイトビームの名称は伊達ではなさそうです。
時間と費用です。試行錯誤もあるので時間がかかりました。
時間
取付状態等の確認 2時間
ブーツの作成(三個分) 3時間
バルブおよびブーツの取付 2時間(両側)
合計 約7時間
費用
小糸ホワイトビームVer3 HB3 3790円+税 モノタロウ
CRゴムシート 1㎜×100㎜×1000㎜ 299年+税 モノタロウ
接着剤 セメダインスーパーX、シリコンシーラー、タイラップ 手持ち
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
エリーゼちゃん ヘッドライトバルブ交換(右側) [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
御無沙汰しております。台風一過でまた暑くなりました。いかがお過ごしでしょうか。
前回はヘッドライトの仕様検討でした。結論は、小糸のホワイトビームVer.3を装着することにしました。検討の結果、①フェンダープロテクターとの干渉が予想されるが、程度が小さい。第一、純正のカバーもすでに当たっている(後述) ②ヘッドライトカバーはゴムシート自作でなんとかなりそう。(なんとかするしかない)
材料です。小糸のホワイトビームVer3(HB3B)と、CRゴムシート厚さ1㎜、100㎜×1000㎜です。
外したHB3Aと比較。
バルブを装着したところ。青いコネクターロック部品?はそのまま装着できました。HB3の規格なのでしょうか?
これをみると、コネクタの端はゴムカバーの内径と同じか若干大きいくらいです。手ごわそう。
まずは筒を作ります。マスキングテープの部分のみ接着しています。
ここでインナープロテクターの当たりをチェック。
ヘッドライトカバーの赤丸内が干渉跡、そこからほぼ真上のインナープロテクターの当たり跡との干渉です。
新しいバルブのコネクターの端部は、緑丸のあたりにくるはずです。ちょっと危なそう....
というわけで、自作ヘッドライトカバーです。汎用品を購入して改造も考えましたが、サイズが適切なものがあるかどうか不明なので、ゴムシートで自作しました。使ったシートは1㎜厚のCRゴム製です。ゴムの特徴を調べると、対候性、耐熱性がよいのはCRゴムだそうです。モノタロウで購入しました。
適当にやろうかたと思ったんですが、干渉具合を少しでも減らすには、後部の張出量を減らす=重ね貼りを減らす必要があります。
付けた状態でハサミでチョキチョキ。
フェンダープロテクターとの当たりをチェック。
やはりくぼみの淵にきますね。
やはりできがいまいちなので、一個目をもとにもう少し丁寧に作りました。
紙も用いて検討しました。二個目はこれを組立?ました。
最初の品より大きな進歩を得ました。三個目は二個目の教訓も入れて....
結局おわん型にするには、三次元の面となるので、くさび型に切りました。
右のほうが新しいです。隙間はストレートで買ったシリコンシーラーで埋めました。
一応水をいれて水密?試験を。漏れたところはシーラーを追加で塗りました。
#2を取り付けたところです。固定はタイラップで。長い物の手持ちがなかったので、掟破りの連結使用をしました。
インナープロテクターを装着しましたが、若干浮いてるような、そうでないような........
さて効果確認です。
向かって左(右)が交換後です。
右側が若干白いです。今日は右側で終わり、完成は来週以降です。投射位置が違うのは右側はスロープに載っているためです。
効果の報告は両側交換してから夜間走行で確認予定です。
名古屋港の夕日です。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
エリーゼちゃん ライセンスプレート角度変更 [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
エリーゼちゃんの前のライセンスプレートは、JAEのけん引フック兼ライセンスプレート支持ブラケットに付いています。前のオーナーがつけたものと思われます。購入したときに黒の樹脂製の枠を付けたのですが、ライセンスプレートが傾き過ぎなので修整しました。
そもそもこのナンバープレームは、新しい法規に適用品だということで安心しきっていたのですが、先日ふと気づいてこの角度ではだめでは?と思い、規則を確認しました
角度は、地面の鉛直線に対して、±10°の角度でなくてはなりません。
エリーゼちゃんの現状は....
鉛直を出すために糸に重りをつけて、寸法をはかります。フレームの高さと、写真の寸法をはかり、アークサインで計算しました。
ライセンスプレートの角度(測定値) 約27°
駐車場の前傾角度 約3°
車両が水平であれば、約24°という結果になりました。
そもそもJAEのブラケット自体が約20°傾いています。
このボスを角度を減らす方向に削ります。
ルーターに切断用丸ノコ?や、ビット、ヤスリで削りました。
加工後です。角度は約6°(地面傾き補正後)となりました。これで問題はなくなりました。
角度以外にも、枠の太さ、前方への張り出し量等が決めらました。一応チェック、他の諸元は大丈夫のようです。
すこし離れた場所を自転車で探索、昔ながらの銭湯を発見しました。
ある意味風情がありますね。入口が男女別で真ん中に番台って定番です。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
エリーゼちゃん ヘッドライトバルブ廻りとブレーキチェック #2 [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
前回のヘッドライトロービームの件ですが、候補として①LED化 ②明るいハロゲンバルブ化を検討しました。①は玉石混交で、信頼できる製品を選ぶ必要があります。第一、コントロールユニットが別体で、その配置が課題です。②は、各社から消費電力が標準品と同じで明るいものがでています。ハロゲンはやはりやや黄色いようですが、霧等の時はむしろ見やすいということで、ハロゲンを本命として検討を開始しました。
ハロゲンだとポン付けで終了、と思いきや、さすが変態度の高いエリーゼちゃん、バルブはHB3Aというもので、日本では珍しいもののようです。
下がHB3A、上がHB3Bです。HB3Bは各種製品がでていました。小糸のホワイトビームⅢというのを本命として、確認したところ、コネクター形状は共通、差はコネクターの方向だけだとわかりました。問題はこれが付くかということで、再度車両を確認しました。
今回は左側を確認しました。
ライトカバーの後ろ側はすぐにフェンダープロテクターです。
ほとんど余裕はないですね。
装着時にコネクターが水平になります。
バルブです。青い部品はコネクター留め具?このコネクターの標準仕様なのでしょうか?
カバーの付く部分の外径は約84㎜、カバーの内径は約83㎜のようです。
再度この絵を見ると、HB3Bを付けた場合は、コネクターが左を向くのがわかります。ヘッドライトカバーとフェンダープロテクターの干渉は、下側が厳しいので左側は生存空間がありそうです。課題はカバーをどうするかですね.....継続検討です。
おまけです。
問題のクリップ、やはりピンはネジでは回りませんでした。こちらは外した形跡なし。前回同様に精密ドライバーでむりやり抜きました。
写真右が標準品、左側はキューブ等に使っているクリップにワッシャーを付けてみたことろです。長さが短いですが、代用はできそうです。
前のブレーキロータ―。スプラインがきってありますが何かの流用ですね。少量生産車ならではの仕様です。
合わせてリヤブレーキのパッド交換の予行演習をしました。
キャリパーを完全にはずすには、日本のボルトを外さないといけません。一本は写真外(上側)の二面幅17mのボルト、もう一本がこちらです。ヘキサゴンでたぶん6㎜です。手間ににPKBのケーブルがあるのでこれを外しさないといけません。今回は上のボルトのみ外しました。
まずはこのピンを抜きます。
奥側からポンチ他を使い軽くたたくと簡単に抜けました。
外側に樹脂製と思しきクリップがついており、これで張力を掛けて抜け防止をしているようです。欧州車で多い、樹脂の様なんですが、個人的には耐久信頼性上からは信じられない設計です。これが折れたらどうすんだ、って気がしますが...奥のバネでもピンに力がかかっているので最悪でもなかなか落ちない気はしますが......
このスプリングでガタ留めをしているようです。飛ばさないように注意注意。この状態でキャリパーを押したり引いたりすると動くようになり、下のボルトを支点にして動かせます。
そしたら、パッドが外せます。
ピストンの穴のピッチと径を測っておきます。ピッチ20㎜、穴径3.5㎜のようです。これをもとに工具を自作予定です.....
外した部品です。今回はピンを清掃した程度で車に戻しました。
元通りに部品を取り付けて終了です。難しいところはありませんが、ばねの向きに要注意です。
昔のパンの復刻版だそうです。名前に惹かれてつい購入。
なぜか着陸船ではなく、司令船の絵です。
おいしかった。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
エリーゼちゃん ヘッドライトバルブ廻りとブレーキチェック [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
ようやく涼しくなってきましたね。今日は風はひんやりと気持ちがよかったです。が、日差しは強く、まだ注意が必要ですね。
涼しくなってきたので、エリーゼちゃんの気になる部分のチェックをしました。①ヘッドライトバルブ交換方法②ブレーキ摩耗状況
①は先日の郡上八幡ドライブ等で、夜ロービームが暗いので周りが暗い場所では運転しずらいため、バルブの交換を検討中です。そのための下調べです。エリーゼちゃんのライトは変態的な構造なのでよく検討してから変更仕様を選定する必要があります。なおハイビームはこの車は標準でスポットライトが同時点灯なのでとても明るいです。黄色いですが....
②は少し前から何となく気になっていたことです。
実はエリーゼちゃんのジャッキアップも、ホイールを外すのも初めてです。オーナーズマニュアルをよく見て実施しました。まずはジャッキアップを。
とおもったら手持ちのガレージジャッキが車の下にはいらないので、片側の前後車輪を自作スロープに乗せてからジャッキアップしました。ジャッキアップ点には杉の板を当てて傷防止をしました。
ホイールボルトは、1/4が盗難防止用、残りが通常です。どちらも車載工具についていたアタッチメントを介して、二面幅17㎜のソケットで回しました。
左の二つがアタッチメントです。締め付けトルクの指定値は105Nmです。
リヤタイヤの摩耗。残り3㎜なのでもうダメぽですね。前輪はOK。
さてヘッドライトの裏側に到達するには、フェンダープロテクターを外します。
下のクリップ二個、上外側の二面幅10㎜ボルトをはずします。が、クリップの内側のピンは、ドライバーでは回りません。仕方ないので、ピンと外側の間に精密ドライバーを突っ込んでピンを抜きました。内側のクリップはヒートガンで温めた後に実施しました。ドライバーの溝は意味ないじゃんか!。自分の前にも同じことをやった人がある形跡がありました。以下がクリップです。
内側のピンにはネジが成型されていますが、機能不全となっていました。クリップは内側ピンの外径が8㎜(一番細いところ)なので、キューブのクリップでも代用できます。また一番大きい傘は鉄のワッシャー(外径約21㎜)です。
ヘッドライトの後ろの光景です。
右上がロービーム、左下がハイビームです。カバーは手で引けば外れます。まずハイビーム。反時計まわりに回せば簡単にはずれました。
驚いたことに、コネクタがなく、端子で直接バルブにつながれています。結構衝撃的な光景で見たとき動揺しました。これが2010年代の車とは......バルブはH98です。
つぎにロービーム。こちらが交換候補の本命です。
こちらは安心できる風景です。規格はHB3Aです。
銀色の部分直径は約40㎜です。
寸法関係の測定結果です。
この調査結果をもとに、どのバルブを入れるか、検討します。
フェンダープロテクターも水洗いしました。
ボルト穴は変なことに....お店?前のオーナーの仕業?
次にブレーキパッドとディスクの状態をチェックしました。
まずは前輪です。
十分な残量です。外すのも簡単そう。ディスクもほとんど摩耗無し。
後輪です。
残量5㎜というところです。交換を考えておく方がいいですね。継続検討です。ディスクはまだ問題なし。
以下サスペンションの写真です。前輪。
後輪。
これだけの確認で約二時間、空気は涼しいものの、日差しはまだ強烈で、結構疲労困憊しました。
バルブの仕様、リヤブレーキパッドの銘柄選定は継続課題です。
午後は自転車で近所を探索 笠寺観音近くの熊野三社神社です。
昨日のお昼、肉の長谷川。
なかなかコストパフォーマンスが高いです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
エリーゼちゃん スロットルボディとエアフロ―メーター清掃 [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
大雨はいったん収まりましたが梅雨開けはまだですね。このところ気温も低く、湿度があるわりには過ごしやすいですが、いかがお過ごしでしょうか?
チェックエンジンライトの点灯の原因は不明ですが、可能性がありかつ自分でできることをやります。やはり燃調はなんらかの影響があるのでは?という仮説で、燃調に影響のある、スロットルボディと、エアフロ―メーターの事例はないか、ネットで調べました。予想通り、これらの部分が汚れるとチェックエンジンランプが点灯することがあるようで、清掃している人が少なからずいました。これをやってみます。作業自体はキューブやトゥインゴでおなじみですが、トヨタ製エンジン+リヤエンジンなので作業性はどうでしょうか?
午前中の雨が午後には上がったので蒸し暑い中、虫よけスプレーで万全の準備をして作業しました。最初に、左リヤフェンダー周りにタオル(雑巾?)をテープで留めて養生しました。どうしても体を当ててしまうので....
まずはエンジンカバーを取ります。ブッシュでピンにはまっているだけなので真上に引けば簡単にとれます。
赤丸がエアフロ―メーター、青丸がスロットルボディです。部品名称はメーカーにより言い方が違うので間違っていたらご容赦ください。
まずはエアフロ―メーターを外します。
ダクト固定のバンドのボルトの左側です。手が入りにくいので、エアフロ―メーター外し→コネクター外しの順番でやりました。上を通っているゴムチューブはエンジンのブリーザーホースで、リザーバータンクに固定点があるのでここを外しておくと作業が多少楽です。
別アングルです。
ネジを緩めます。普通のドライバーでは入らないので、TONEのビットセットのレンチで外しました。ネジはタッピングスクリューです。キューブの普通のネジのほうが個人的には好感触です。ネジと工具の落下にご注意を。といいつつ工具を落としてタイヤ脇からマグネットを突っ込んで回収したのは内緒です。(ロス時間15分) 下の写真の白い布はネジ落下時の回収用です。
ネジが外れたら、本体を後方に引き出し、その状態でコネクターを外します。ロックを押したままで本体を引っ張って抜きます。固い場合はマイナスドライバー等でこじります。
デンソー製です。イソプロピルアルコールで清掃しました。
これが流量センサーです。キューブの日立製と同様な作りです。
温度センサーらしいです。結構汚れています。
流量メーター側はあまり汚れてないです。1.8万kmなのでそんなものかって印象です。
次はスロットルボディを清掃します。まずはダクトを外します。シリンダヘッドカバーにつながっているブローバイホースを外したあと、固定バンドのビスを緩めてエアクリーナー側→エンジン側で外しました。エンジン側の固定バンドが残っていると、ダクトが外しにくかったのでここで外しました。
中はそれなりの汚れです。1.8万km相応かな?
ダクトの中です。
エアクリーナー側
エンジン側
あまり汚れていません。一応布で清掃しました。
エンジン側の下側。バンドの片方しかかかってないやないけ!作業者出てこい!って感じですが、上から見えないし、周辺混雑しすぎ、つまり設計が悪いと思います。
エアクリーナー側、こちらもあまり汚れてなかったです。
組立は逆にやるだけです。エンジン側のダクトのバンドを取り付けるのに少し苦戦した程度でほぼ問題なく終わりました。エンジン側のバンドは最初にスロットルボディ側に入れて、その後ダクトの位置合わせができたのち、ダクト側へスライドさせ、ダクトをスロットルボディにはめました。スライドに手間取ったのでもっといい方法があるかもしれません。
この後エンジン始動、アイドル、近所を5分低速走行で特に問題ありませんでした。明日天気が良ければ近場にでもテスト走行に行ってきます。
使った工具です。
中央がプラスのビット付きのレンチです。このような工具がないとエアフロ―メーターのネジが回せません。エクステンション付きのレンチは、ダクトのバンドのボルトを緩めるために使っただけです。ネジがサビてなければ不要だったと思います。
かかった時間です。
作業時間 1.5時間(15分ロス含む)
費用 手持ちの道具、洗浄用アルコール、ウェス等+強制労働費
スロットルボディの清掃は、今の車には必須なので一年に一回程度はやったほうがいい気がします。昔のキャブレーター洗浄って感じですかね?
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
追記7月19日
今日は天気がよかったので知多半島に効果確認ドライブに行きました。
走行距離 約100㎞
走行時間 1300から1600(約三時間)
天気、気温 晴 31.4℃(南知多アメダス記録14時)
改善効果 発進時の低アクセル開度でのトルクが増加し、発進しやすくなった(エンストしそうな感じがなくなった)
各ギヤ低回転(1000〜1300rpm)時のアクセル開度低状態からの踏み込みでトルクが増加しギクシャクしないで加速するようになった。
チェックエンジンランプ 本日は点灯せず
というわけで、スロットルボディ清掃後に通常感じられる効果は確実にあったと思います。ただ、減速時のエンストは二回発生しました。発生条件がなんとなくわかってきたのでこちらはもう少し観察し、考察してみます。
追記8月2日
前日岐阜東部へいきました。
走行距離 約250㎞
走行時間 800から1700(約9時間、所要、休憩含む)
天気、気温 晴 35.0℃(多治見アメダス記録15時)
チェックエンジンランプ点灯、エンストとも発生せず。しかし、エンスト未遂?確認、6th約50㎞/hでコーストからクラッチを切った時に回転数が車載タコメーターで約300rpmまで低下しましたが、なんとか復帰しました。それ以外の時は回転が500rpmを下回ったことはありませんでした。
追記8月23日
知多半島北部を短時間ドライブしました。
走行距離 約80㎞
走行時間 1300から1530(約2.5時間、休憩含む)
天気、気温 晴 34.0℃(大府アメダス記録13時24分)
チェックエンジンランプ点灯、エンストとも発生せず。
エンストしそうな場面もありませんでした。
追記8月29日
知多半島中部を短時間ドライブしました。
走行距離 約100㎞
走行時間 1300から1630(約3時間、休憩含む)
天気、気温 晴 33.6℃(南知多アメダス記録13時)
チェックエンジンランプ点灯、エンストとも発生せず。
チェックランプ点灯の予兆?である、エンジンの吹け上がり不良、エンストしそうな場面もありませんでした。エンジンECUが学習したのでしょうかね?(この車に学習機能があるかどうか知らないのですが...)
追記9月12日
郡上八幡へ日帰りドライブしました。
走行距離 約200㎞
走行時間 900から2100(約12時間、観光、休憩含む)
天気、気温 晴 29.3℃(八幡アメダス最高気温15時)
二名乗車
チェックエンジンランプ点灯、エンストとも発生せず。
チェックランプ点灯の予兆?である、エンジンの吹け上がり不良、エンストしそうな場面もありませんでした。
【エンジン警告灯点灯】OBD2診断機 [ロータスエリーゼ]
おはこんばんちは
先日エリーゼちゃんのエンジン警告灯が再度点灯しましたが、その後また点灯しました。点灯するたびにお店に行くのもうっとうしいのと、整備士さんの仮説に疑問もでてきたので、自分でも診断の助けになる情報を得るためOBD2の診断機を購入しました。
どういう場合に警告灯が点灯するのはよくわかりませんが、今までの事例からの共通事項は以下です。
・1.5時間以上走ったのちに発生する。
・発生数分前にエンジンの吹きあがりが悪いことがある。(踏んでも回転が上がらない)
・警告灯点灯後は不調は感じられなし。
また、この現象と関係があるか不明ですが
・Nでの惰行時にエンストする(信号停止前塔)、A/C ONで発生?
ということより、熱影響でコネクターの接触不良という仮説は全部が説明できないと思うようになりました。この疑問を解消すべき、現象発生時のセンサーの情報が知りたいというわけです。
診断機はピンキリで、プロユースの高級品から素人が水温や速度等を見るためのものまでいろいろあります。当方も素人なので、1500円の機械をAmazonで購入しました。
Zappaさんというお店から購入、手作り感満載ながら親切な説明もついてきました。診断機の注意としては、ELM327でもV2.1は不具合が多いようで、V1.5がよいようです。
早速テストしてみました。使った診断ソフトは、ダイアグスキャナーというPCのフリーソフトです。PCとBluetoothでつなぎます。まずはZ12キューブでお試し。
OBD2コネクターはボンネットオープナーのすぐ左です。写真の白い部分。
最初はつながるのに若干時間がかかりますが、無事接続、DTCコードのみならず、各種センサーの数値が読めます。これをどう読むかは専門知識が必要なので、まずは勉強開始です。
このように時系列でも見れます。データをファイルにも書き出せるようです。キューブにはDTCはありませんでいたが、20000㎞前に消去されているとの情報がみれました。何かは不明です。
次は問題のエリーゼちゃん。
OBD2コネクターはカップホルダーのすぐ右側。写真はすでに診断機がはまっています。
DTCコードが二つ出てきました。
P0131とP0137で前回と同じです。二つのO2センサーの電圧低い状態が続いたということです。もうひとつコードがでてますが、カウント上は二つになっていて、どういうことでしょうかね?DTCは消去コマンドで消すことができました。
問題のO2センサーの数値です。上が触媒前、下が後です。で、気がついたのが、結構低い数値がでるんですね....例のDTCは5mV以下が1.5秒以上続くとでるいうものです。応答性の問題もあり、実際はどうなのかわかりません。キューブのアイドルでは0.3V位なので結構違いますね....これが異常かどうかは不明ですが....
上下の激しいのが触媒前O2センサーです。これが異常かどうかは不明です。
その後、スマホにTorque Liteというアプリを入れて、キューブで近所を走ってみました。でわかったのが、O2センサーの出力は結構大きく変動することでした。通常は0.6〜0.9V位ですが、ときどき0V位まで低下します。なので、エリーゼも正常なのかも。
もう少し観察と勉強が必要です。
お友達と多治見のそば屋さん、桔梗へ。
おまかせ定食?(だったかな?)1800円です。
予想よりコース的なメニューで、どれも美味しく、大満足です。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。