【故障原因】Z12キューブバックドアアクチュエーター故障原因解析 [日産キューブ]
おはこんばんちは
ご苦労様です。桜の季節は暖かくて短期間で終わりましたが、その後寒いです。今日も雨で最高気温は14℃位、Must用事で外出した以外は屋内でごそごそしておりました。
さてバックドアのストライキは無事解消したキューちゃんですが、原因の解析のために取り外したアクチュエーターアッシーを分解しました。
分解するには溶着四か所(赤丸)、爪三か所(黄色丸)、シャフト(二枚目赤丸)をはずす必要があります。
溶着は樹脂のワッシャーが取れるまでけずれば取れます。
爪は普通に起こしてとればよいです。が、左側を壊してしまいました。御愛嬌。
シャフトは、写真の側からラジオペンチで引き抜きました。反対側の穴から細い棒でたたいてもはずせると思います。
蓋側です。モーターがついています。
破片を発見。これがどっかにはまってリンクの作動を妨げたのが原因です。
これはどこから来たのか....
黒い扇はギヤですが、これの一部です。
破断面です。
赤丸位置がテカテカなので、最初に亀裂が入ったのはここではないかと。つまり、ここは剥がれた状態でこすられt続けたのではないかと。で、最後に破断したのがその左側の部分。
この力の原因は...
オレンジ〇の部分が下側の部位と一体でこれがストッパーのようです。二枚上の写真の赤丸の下側にあたっていたと思うので赤丸部分に曲げ応力が発生して破断したのではないかと推定します。といっても、樹脂の破断面は見方がむずかしいようで、素人の観察ですので信用したいでください。
ドアの開閉メカニズムを確認しました。
オレンジ丸のレバーが反時計まわりに回ればドアが開きます。
ドアロック解放スイッチを押すとモーターが回って下写真の黒樹脂部品がレバー横に動きます。
この状態でドアハンドルを引くと、下側の大きいレバーがト時計廻りに回転して黒樹脂部品がオレンジ丸レバーを反時計まわりに回してドアが開きます。
黒樹脂が動いていない状態(下図)でドアハンドルを引いても、写真下の大きいレバーが時計回りに回りますが、オレンジ丸のレバーは動きません。
このアッシーをどうするかですが、結論として、このまま組んでスペアとして保管します。その理由は①破断部分はどのアッシーでも遅かれ早かれもげると思われる。接着等で付けれてもすぐに破断しそうだし、ネジ留めする場所もなさそう。②脱落部位が挟まらなければ機能は生きていると思われる。自分の車も一回あかなくなって復帰、再度あかなくなったのは、脱落部品が挟まったり外れたりした結果と推定する。③ストッパーはなくなるが最終的に当たるとおもわれる上記の黒樹脂部分に明確な摩耗等はないし、全体が適当にたわんで当分持ちそう。
ギヤは明確な破損や摩耗はありません。
黒樹脂も大丈夫そうです。
モーターのウォームギヤも大丈夫そうです。
別途再組付けしますのでできたら報告します。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。