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ルノー トゥインゴ ゴルディーニ ブレーキパッド交換 [ルノースポーツ]

こんにちは

朝から暑いです。真面目な話、本当に体調に要注意ですね。

先日購入したトゥインゴちゃんのブレーキパッドを朝から交換しました。早く眼が覚めたので、6時過ぎから始めたのですが、日陰にもかかわらず7時過ぎには汗だくだく、8時に終了して、シャワーに直行しました。

では人柱の結果を報告します。

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今回準備した部品、パッド、鳴き止めグリースと工具。ヘックスソケットは7㎜で日本のセットにはあまり入っていないサイズらしいです。ミトロイという水戸の工具メーカーさんのものです。通信販売で450円ほどでした。欧州車はやはり日本車とは違う標準だと認識させられます。走行距離は59830kmです。

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まずはブレーキマスターシリンダーのリザーバーのキャップを緩めておきます。海外のWebsite等でみると、ルノー車はこうしろとでています。必要性は?ですが....

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20年振りに使ったリジッドラック。万が一の転落時の保険です。置いたのはサブフレームがモノコックに止められているボルトの下。ここは、海外のWebisiteでジャッキポイントとして紹介されている場所です。メーカーはどういっているか不明ですが、確かに、ボルトはサブフレームに溶接されたチューブを通っているので、これを座屈さえるのはトン単位の荷重が必要そうです。接触はさせませんでした。

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まずこのスプリングを外します。ドライバー等で簡単に外れます。ぴよーんにはくれぐれも注意です。もっとも、はめるのは少し大変でした....(後述)。

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スプリングがはずれました。

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キャリパーは可動式で、六角孔付きのピンをはずします。写真のゴム?部の中にいるので、後ろの蓋(写真ではすこし浮いている)を手で外します。これをヘックスソケットで回すのですが、なかなか外れてきません。キャリパー外れるか?と引っ張ってもまだボルトが刺さってる感じです。結果的に判明したのは、外側のゴム?の部分は、奥側(パッド側)でピンの根本を緊迫しているため、ネジが外れても先端がまだ孔に少しかかっているようです。

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ピンをパッド側にドライバー等を入れて抜くこともできますが、もっと簡単だと判明したのがこの方法です。外側のパッドと、キャリパーの爪の端は、少しすきまがあり、ここにドライバー等をいれてこじると、ピストンが戻っていきます。そうすると、ピストンの軸方向に隙間ができ、キャリパーアッシーをピストン軸方向へ移動できるので、先ほどのピンも孔から外れてキャリパーアッシーをはずすことができます。どちらにしろピストンは戻さないといけないので、一石二鳥です。

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内側パッドはキャリパーアッシーと一体ではずれます。外側パッドは外側へ引き出します。

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両端が内側(シリンダー側)用です。スプリングはパッドと一体、プライヤーで縮めながら組みました。グリースは、バックプレートが外れる外側用にのみ塗布しました。外したパッドにはグリースはなかったので使用してないのかも。

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パッド以外で外した部品です。

組み付けは簡単簡単と思ったのですが、スプリングをはめるのに少し苦労しました。

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トライアルの結果、片側を最初にはめて、反対側は、端部を孔に入れた状態で押さえながら、写真のようにドライバー等でスプリングを引っ掛けます。ちょっと力が要ります。ところでこのスプリングは何のためについているのか?ルノー車でもついてない車両のほうが多そうです。機構的にこのスプリングがなくても成立してそうです。では?ですが、おそらく異音対策なのではないでしょうか?パッドやキャリパーの微小なガタを抑えているのではないかと推定しますが、真相はいかに?

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なんとか終了しました。

ルノートォインゴRS ブレーキパッド交換LPR製 (13).jpgルノートォインゴRS ブレーキパッド交換LPR製 (14).jpg

一番薄い部位は、右パッドの中央内側あたりでした。約3.5㎜なので、替え時でしたね。

日本車と、構造が違うので少し時間(約二時間)がかかりましたが、難易度は高くないので、サンデーメカニックにはおすすめの作業ではないでしょうか?

追記:走行後の感想 箱根の山越えも含め、300㎞ほど走りました。パッド自体の特性のいい悪いはわかりませんが、実用上の問題はありません。気になる音もなし。一番わかるのは、パッド交換後の共通現象である、ペダルの踏み代が減って、応答および剛性感がよくなったことです。結果的に運転も楽になったと思います。ペダルの踏み代が減るのは、ピストンが戻されて、油圧回路内の液量が減った結果、液の圧縮される量が減ったためではないかと思うのですが、疑問としては液はそこまで圧縮されるのですかね?そのうちわかるかも....

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました

 

 


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