ウクライナ クリミア旅行 Part16 Balaklava Trip to Ukraine Crimea [ウクライナ]
こんばんは
いよいよ今回の旅行も終わりに近づきました。きょうはセバストポルをはるかに凌駕する、バラククラバにある秘密基地の紹介です。とっても。銀行強盗の目出し帽ではありません。
バラクラバは、クリミア半島の西側の、南に面した入江の街です。セバストポルの南東、ヤルタの西になります。ヤルタから車で2時間、セバストポルからは一時間位と思います。ここは、ソ連の時代は、原子力潜水艦の基地があったところです。しかも、その基地は、湾に面する、山肌をくりぬいて山の内部に水路が引き込んである、まさにウルトラ警備隊も真っ青の基地です。
ヤルタから、日帰り旅行のバス(バン?)でクリミア半島の南岸沿いを走ります。クリミア半島の最南端付近です。
約二時間で到着しました。田舎の普通の湾にしか見えません。
いよいよ秘密基地内に侵入!ここは潜水艦の入口だったトンネルです。
内部です。中は広いです。
ガイドのおねえさん。身長180cm?ごつい系美人。なんで写真撮るの!と同行者に怒られました。絵になるから、といっても疑惑の目
各種展示、ドアの厚みに注目。放射線漏れ事故時の対応でしょうか?材質は鉛?
あたらしいものも展示されてます。下は、ウクライナの軍隊の徽章?かな?
秘密基地図。潜水艦は湾内から侵入し、湾の入口の西から黒海にでます。見学できるのは、1/3位かな。
秘密基地の後は、お約束のお遊びクルーズ。湾外では泳ぎもできます。向かいの女の子二人は中学生位だそうです。
バラクラバ全景。奥の左が秘密基地入口、対岸がレストラン等のお遊びエリア。
今は基地の跡しかないので、冷戦時代は、ここに大量の原潜がいたかと思うと、不思議な気分です。当時は、緊張した面持ちの兵隊さんたちがたくさんいたのでしょうか。ソ連時代の日本の雰囲気を知る世代にとっては複雑な気分ですが、いまこうやってお遊び気分で見物できるとは、間違いなくよいことだと思います。歴史的にも、観光的にも、ものすごく貴重な物です。国際的にほとんど知られていませんが、有名になれば、すごい観光資源でしょう。一方で多くの人に知って欲しくない、というきもします。いずれにしても末永く保存してほしいものです。
そろそろ帰りの飛行機の時間です。空港に出発しないと。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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