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Record Ferrari 365GTB-4 Daytone [車模型]

おはこんばんちは


次のおもちゃが完成したので報告します。

レコードのフェラーリディトナです。Provence Moulage的な基礎的キットです。以前同社のフェラーリ288GTO作りましたが、形は結構いい印象で、今回も同様です。


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以下キットの紹介と製作過程です。


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フロアは金属でインテリアと別体です。窓は黄ばんでなくそのまま使えました。


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ディテールアップは最低限、リヤコンビランプを別体化しました。


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ガイヤノーツのサンシャインイエローで塗装しました。窓枠は同じくスターブライトシルバーです。

今回東邦産業さんのウレタンクリヤーEXで塗装しました。塗膜が固くて、下地が出る心配が少ないのは楽ですね。

希釈は混合した後、ラッカーシンナーで3-4倍としました。希釈しないと粘度が高くエアブラシは使えそうもないです。


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自作部品はフロント方向指示器(欠品)とリヤコンビとワイパー、指示器は透明ランナー削り出し、リヤコンビはお湯丸くんでとった型に透明アクリル樹脂で作りました。ワイパーは銅線を平面的に削ったものをはんだ付けしました。タイヤホ、イールはキット部品です。


V12エンジンをフロントに置いたトランスアクスル車ですが、重量配分適正化のために後方に配置されたキャビンなど、昔の大出力車の設計思想がよくわかる車両です。いまとなっては珍しい形で興味深いです。


最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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SRC_Goldleaf_Lotus 72 #3 完成 [SRC_Lotus72_Goldleaf]

おはこんばんちは


また時間が空きましたが、完成しました。

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土台はまだ作ってません。仮の段ボール紙です。

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基本素組ですが、以下のプチディティールアップしてます。

・翼端板真鍮板置き換え(0.3㎜)

・フラップ隙間追加

・翼張線追加(0.28㎜ステンレス線)

・エンジンハイテンションコード、インジェクターホース追加(φ0.28同線、φ0.2㎜テグス)

・ロールバーステンレス線化(0.9㎜)

・リヤサスペンションロッド類ステンレス線化(0.55㎜)

・水配管ホース表現追加(ブチルテープ巻き等)

大規模なディティールアップ=完成しないとなるので止めました。


以下途中写真です。

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SRC信者と私としては、今回も雰囲気よく完成して、SRCマンセーです。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


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SRC_Goldleaf_Lotus 72 #2 [SRC_Lotus72_Goldleaf]

おはこんばんちは


また時間が空きましたが、春になったので再開しました。

前回は白塗装まで終了しているので、赤と金の塗装をしました。

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マスキング後赤塗装しました。塗料はフィニッシャーズのリッチレッド、手持ちから選択しましたが、赤色の種類にあまりこだわりはありません。

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なかなかうまく塗れました。白部に一部吹きこぼれがありましたが、薄いので軽くコンパウンドで磨いてとれました。次は金塗装です。

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デカールを貼ろうかとも思いましたが、うまくいかないだろうから塗装にしました。デカールのコピーから切り出した形状を型紙にして、マスキングテープを切って貼りました。(三回目でそこそこのが切り出せました。)

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なかなかきれいに塗れました。金塗装後にクリヤ塗装をして変色を防止しました。念のためです。

次はデカール貼りとクリヤ塗装です。


天気がよいので東濃へドライブ。小里川ダムを見学しました。

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堰堤の中を降りて展望台までいけます。ちょっと珍しい経験ができます。

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資料館にあったダム神様のおみくじ。

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なんと大吉!いいことがあるかも?

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お昼は土岐のアンディさんで。大盛で有名らしいのですが、味がよいのもポイントです。

洋風カツどんを堪能、おいしいですが、御飯を完食できませんでした。これは標準盛りです、念のため。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


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SRC_Goldleaf_Lotus 72 #1 [SRC_Lotus72_Goldleaf]

おはこんばんちは


また時間が空きましたが、次の模型に着手しました。

今回はSRCのゴールドリーフロータス72を選定しました。個人的なお気に入りのSRCのモデルというのが理由です。シートベルト以外エッチングのないメタルキットですが、完成時の佇まいが好きなので。

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デカールは典型的なSRCの物ですが、デカールフィルム液で保護すれば問題ないと思います。少なくとも今までは....

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部品です。このキットは三仕様が作れます。グラハムヒル、ヨッヘンリント、エマーソンフィッティバルディです。今回はヨッヘンリントにします。

最低限のディティールアップをします。

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リヤウィングの翼端板を0.3㎜真鍮板に置き換えます。

ホワイトメタルの翼端板を削って、真鋳板を半田付けします。その後、フラップの隙間をBMCタガネで抜きました。最近お気に入りの方法です。翼端板のはんだ付けが簡単になります。

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運転席後ろの筒は別体化のため切り落としました。

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次は塗装です。


最近の活動、大分県宇佐市の平和資料館です。桜花とゼロ戦21型です。
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どちらもレプリカです。ゼロ戦は映画永遠のゼロの撮影に使われたものです。小さい資料館ですが、展示は事実を述べている感じで平和が大事ニダ!って押し付けがなくて好感が持てました。特攻隊をはじめ、先人の努力でいまの生活があることを忘れてはなりません。
97艦攻のエンジン、海底から引き揚げられたものだそうです。
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自分の専門分野なので、昔の技術者が何を考えていたか、非常に興味があります。
宇佐市内には、航空隊の施設跡などがたくさんあるので、近所にいかれた際はぜひご訪問ください。
最後は近くの豊後高田市の昭和の街へ。
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中々面白いです。半日くらいかけて街をあるけばよさそうなところです。お昼を食べたりして。今回は宇佐市内のうどん屋さんで食事したので次回ですね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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1/43 Monogram Corvette 1967 [車模型]

おはこんばんちは


次の模型です。モノグラムのコルベット、1/43のプラモデルですが、エッチング部品がついています。30年位前のキットのようです。オークションで入手しました。

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ウィンドシールドと枠は一体の部品のようですが、欠品していたので、自作要です。真鍮線を半田付けして作りました。三角窓はあったのですが調子が合わないので同様に自作です。

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いかにも染み上がってきそうな成型色なので銀を塗りました。

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エンジンも再現されています。

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ウィンドシールドはいつものアルミ成型+エポキシ裏打ち型で塩ビで成型しました。

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三角窓も真鍮線半田付けで作成しました。

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いきなり完成です。

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ケースに固定する方法を考えないといけないので、まだ箱入りになっていません。

フロア底面が再現されているプラモデルはここが悩ましいですね。


最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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1/43 Tameo Brabham BT46b レストア [車模型]

おはこんばんちは


御無沙汰しております。長らく掲載していなかった、おもちゃの状況です。昨年21年度の中頃から多少の制作をしましたので順に紹介していきます。第一回はタメオのブラバムBT46bファンカーです。


このキットは2000年頃に作ったものですが、当時エアブラシを使い始め水性塗料でもきれいに塗れるのがうれしくてタミヤの水性塗料で塗ったものです。残念ながら2-3年後に艶がなくなってそのまま放置となっていたものです。この時代のタメオキットはデカールが二枚入っていてそれを生かしてレストアしました。


レストア前です。写真ではよくわかりませんが、艶はない状態です。

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イソプロピルアルコールが主成分の水抜剤で塗装剥離しました。

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細かい部品も再塗装要です。

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フロントウィングはフラップとの間にBMCたがねで溝形成、翼端板はウィングと半田付け、フラップ両端ははんだ付けだと溶けるだろうから翼端板と接着しました。

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リヤウィングははんだ付けしました。20年前からの技術の進歩.....ただし、車体とは接着です。広い接着面積が得られるので。

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サーフェーサー塗装。

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小物も塗装しました。

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タイヤを接着。

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いきなり完成写真です。

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20年前のキットが多少はマシな状態でレストアできました。技術も多少上がっていて、自画自賛です。

次回はちょっとめずらしい1/43のプラモデルを紹介します。

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最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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Z12キューブ プラグ交換 102,278㎞ [日産キューブ]

おはこんばんちは


ご苦労様です。秋の好天に恵まれていますが、いかがお過ごしでしょうか?

この状況を生かして、素人整備です。冬が来る前に終わらせたいことをやります。


今回はプラグ交換です。10万㎞がメーカー指定の交換距離なので重い腰を上げて作業をしました。先日、インテークマニフォールド(以下インマニ)を取り外さなくても分解可能な4番シリンダーのプラグを外して、確認しました。前のオーナーが交換済であることを期待して....結果、期待に反する結果でした。観念して部品代約8000円と強制労働の提供です。実は3,5年前に実家のZ12でプラグ交換作業を実施し、その教訓を生かしてできるだけ効率的な作業が目標です。これが失敗を誘発したのですが.....


今回のプラグはデンソー製を選びました。理由はNGKより少し安かったからです。ポンコツ車の費用は少しでも抑えるコンセプトなので。楽天市場で5656円(税送料込み)

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ガスケット三点は、大野ゴム製の三点セットです。モノタロウ2151円(10%引き日税込み、送料は別商品と同時注文で無料)

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気合を入れて作業開始です。まずはエアクリーナーボックスまでのダクト二点をはずします。前端のクリップ二個を外し、バッテリー前のゴムブッシュ部を上に引っ張りながら、二番目のダクトとの連結部を外します。割らないように注意注意。

二番目のダクトは、エアクリーナーボックス内の爪を押してはずし、上方へ引っ張るとはずれます。こちらも破損注意。怖いときは、ヒートガン等で温めて破損確率を下げる努力をしましょう。

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次はスロットルボディを外します。エアクリーナーボックスとのダクトを外したあと、4本のボルトを緩めるだけで外れます。

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今回は最低限の作業を目指すため、スロットルボディ左側のセンサー部のチューブやコネクターを外しただけで上記の状態で車側に残しておきました。

次は下の写真のハーネス(蛇腹内)を前方に動かすために周辺のコネクターをできるだけ外しました。EGRバルブ、カムポジションセンサー、4番プラグ/インジェクター等です。これがチョンボを誘発しました。(後述)

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次はインマニ固定ボルトを外します。最初に、EGRチューブとの結合ボルト二本(インマニ上部後方)を外します。EGRチューブは剛性がないので最初に外します。その後シリンダヘッドカバー1番シリンダ側のボルト一本、前方のボルト5本を中央から外側へ外します。下の写真は4番シリンダ外側のボルトです。ハーネス移動させて、ユニバーサルジョイントが便利です。

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スロットルボディ裏のボルトも忘れずに。

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ブレーキブースターへのバキューム配管をはずせばインマニは取れる、はずですが、ここからが知恵の輪です。前述のハーネスをくぐらせるのが難課題です。前述のように、周辺のコネクターを外してハーネスを引っ張りやすくしたのですが、インマニは抜けません。(泣き)

結局、インマニ裏側のシリンダヘッドにハーネスを止めているブラケットを外してなんとか外せました。次の写真です。中央部の少し出ているボルト(抜き途中)です。

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外したインマニ、実家キューブと同じく、中身はカーボンコーティング状態です。

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EGRチューブ入り口。

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スロットルボディ下流。

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次は低圧電子配電コイルを外しました、ボルトを外して楽勝、のはずでしたが.....

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1,2番シリンダで、写真右側だけが抜けて左のブーツがヘッドカバーに残りました。ちょっと青くなって引っ張ると上記の左側の部品が一体の状態で抜けました。差し込んでも奥まで入らないのでブーツ(上の写真の左から二番目 )を引っ張って外すと、中からバネと鉄棒がでてきました。無事抜けたものと比較すると以下が正しい順番だと判明しました。

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これで復帰完了です。

次はインマニのガスケット交換です。

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長年の押し付け状態を反映して、一部が変形していました。ただしゴム自体は弾性があり、再使用可能かもしれません。ガスケット用溝は清掃して新品を組みました。で、今回は一部チャレンジを。この部分はガスケットを交換しましたが、スロットルボディ部と、EGRパイプ部は再使用しました。だめなら交換前提のトライアルです。この二か所は交換が簡単なので.....インマニ内部は、少しだけパーツクリーナーで清掃しましたが、あまりとれないので別途エンジンコンディショナー等の使用を考えます。

次はプラグです。

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左から一番の順番です。新品との比較、下の三本は一から三番です。

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やはり消耗してますね.....

プラグの箱の説明です。

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想像するに、手で最後まで締めて、その後1/4〜1/2締めて、最後に1/16締めろってことかと思ったのですが、デンソーのWebsiteを見ると手締め後は約1/3回せってあります。1/4+1/16だと大体1/3なのでこれで良しとしました。

スロットルボディ内側も清掃しました。

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インマニ、スロットルボディを再組付けし、配管、配線をつないで終了!と思ったら破損が発覚!(泣き)

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カムポジションセンサーのコネクターが破断していました。コネクターを外すときに壊したと思われます。とりあえずプラリペアもどきで応急修理をしました。

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プラリペアもどきのみでは、接着力が不足して折れたコネクター側の固定がうまくいかず、結局外周(板厚約2㎜)を少し彫り込んで0.55mmのステンレス線を落とし込んでプラリペアもどきで固めました。とりあえずついていますが、のちに調べると、このセンサーの樹脂はPPSかPBTあたりのようで難接着材料らしいです。むしろエポキシ接着剤のほうがつくようです。これをどうするか、検討します。結構熱がかかるところなのでインチキ修理だと長持ちしないかも。それにしてもこのセンサーの形状、けしからんですよね。くびれから折れやすい形状で何考えてんだって思います。普通は寸胴か、ドン付きかの形状ですからこのセンサーのメーカーの設計者、承認したエンジンの設計者のセンスがないということだと思います。

閑話休題。

なんとかセンサーを応急修理し、全ての部品をもとに戻して、エンジン始動!

快調に始動!したかと思いきや、吹かしてないとエンストします。なんでや!

空気吸ってんのか!と思って冷静に考えるブレーキの利きが悪いです。よく考えると、ブレーキブースターへの配管をつなぎ忘れていました。前側とスロットルボディ周りは熱心に確認したんですがここを忘れていました。接続して問題なく始動、やれやれです。

試運転の結果、やはり新品プラグはいいですね~って感想です。アクセルペダルの踏み込み量が低下、音も静かでアイドルバラつきも低下、ノッキング音も低下しました。やはりメンテナンスは重要ですね。その後急速TAS学習も実施しておきました。


総括です。

費用 デンソー イリジウムタフ スパークプラグ 5656円(4本) 楽天市場

   大野ゴム工業 インマニガスケットキット GL-2001 2151円(モノタロウ10引き日)

使用工具 ソケットレンチ、プラグ用14㎜ソケット(コーケン)、メガネレンチ、プライヤー、ドライバー、クリップ外し、アクリル樹脂および溶剤(プラリペアもどき) 等 すべて手持ち


時間 エアクリーナーへのダクト、スロットルボディ、インマニボルトはずし(約1時間)

   インマニの車両からのはずし₌ハーネス隙間確保(約30分)

   インマニ、スロットルボディ清掃(1時間)

   部品再組付 (約1時間)

   合計3.5時間

想定外課題対応時間 低圧電子配電コイルアッシー分離対応 約30分

          カムポジションセンサー応急修理 約2時間

          エンスト診断 約15


前回の実家キューブの作業記録です。



最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。






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Z12キューブ ヘッドライト再塗装(一液ウレタン塗料) [日産キューブ]

おはこんばんちは


秋らしい晴空が続いています。寒さもいったん去ったようで、快適になりました。皆さん秋を御満喫ください。


先日グリルを塗装したときに左ヘッドライトの塗膜が剥がれているのに気づきました。

Z12_urethane_paint_damage (1).jpgZ12_urethane_paint_damage (2).jpg

この塗膜は昨年9月に一液ウレタン塗装をしたもので、初めてということもあり、出来はいまいちでした。よって補修を兼ねて再塗装しました。


昨年の塗装+磨き直後です。塗装前より綺麗になったのですが、若干曇りがある感じです。

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再塗装といっても塗膜を一度剥がす必要があり、まずはサンドペーパーで研磨しました。前回は#600からでしたが今回は#320からです。残存塗膜を剥がすのは少し難儀でしたが、#320で1.5時間ほどかけて終了です。#240でもいいかもしれません(手持ちになかったです)。#320、#400、#600、#800、#1000、#1200、#2000で研磨しました。

#320終了後

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#600終了後

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#1000終了後

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#1200終了後

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#2000終了後

Headlight_grinding_#2000.jpg

#1200終了後から、水膜を張ったときの反射板の輝きが明確になってきました。

念のため#2000で追加研磨し水膜張り時の透明度が高くなったので塗装に移行しました。塗料は前回と同じく、東邦産業さんの一液ウレタンEXです。シンナーは前回の残りです。

東邦産業一液ウレタンクリヤー.jpg

マスキングを。

Masking.jpg

前回は0.3㎜ノズルのダブルアクションのエアブラシ使用でしたが、あまりにも時間がかかるので今回は口径の大きい、入門用のエアブラシ タミヤバジャー250を使いました。模型用には霧が大きくていまいちでしまい込んでいたのを引っ張りだしました。結果、こちらのほうが大面積を塗るのにより適しており、また粘度が高い状態で吹けるので塗膜も厚くなります。とはいえ、所詮模型用なので、10㎝ほど離した状態での塗料の広がりはΦ15㎜程度、キューブのヘッドライト片側を一回塗るためには20回以上横に動かす必要がありました。塗料の希釈は1.5倍程度が今日の気温(約20℃、晴)ではちょうどよかった感じです。

塗装一回目。

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塗装二回目

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塗装三回目

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塗装四回目

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塗装五回目+希釈三倍塗料塗装後。

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最後に薄く希釈して塗装していますが、これは模型業界ではよく知られた手法で、ラッカー塗料では表面の平滑度が上がります。この塗料での効果は?ですが、やってみました。少なくとも悪いことはなかったです。

完成です。

Z12Headligt_paint.jpg

前回は、塗装+磨きでも少し曇り感がありましたが、これは新車のようなキラキラ!感が得られました。#320から丁寧に研磨したのが効果があったようです。というわけで自画自賛!この後1-2週間後にコンパウンドで研磨予定です。このままでもよさそうですが.....


総括です。

費用 東邦産業 一液ウレタンクリヤーEX(40ml) 385円(ヨドバシ・ドット・コム)

   東邦産業 EX塗料共通薄め液 手持ち

   耐水ペーパー各種(#320〜#2000) 手持ち

   マスキングテープ、シート等 手持ち

道具 タミヤバジャー250エアブラシ 手持ち

   エアブラシ用コンプレッサー 手持ち

時間 #320での研磨 約2時間

   #400〜#2000研磨 約1時間

   マスキング 約40分

   塗装 約1時間

   マスキング剥がし 約10分

   合計 約5時間


本日の珍車です。

Fiat600.JPEG

FIAT600は500よりずっと珍しいですね。以前1/43のキット作りました。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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Z12キューブ リヤブレーキグリースアップ [日産キューブ]

おはこんばんちは


10月になっても依然日中は暑いです。整備には少し暑いですが、朝方にやってなんとか対応しています。でも蚊の攻撃は辛いです。虫よけ、殺虫剤散布、電子香取フル装備で対抗しています。が、フル装備しなでのちょっと作業時にやられています。こいつら〜

 

以前より気になっていた、キューブのリヤブレーキのグリースアップをしました。購入後2年3か月で初整備です。前所有者の整備時期は不明です。シューの厚さは十分ですが....

用意したのは以下の工具とグリースです。

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スプリングフックとドラムブレーキ用グリースです。グリースは信頼の日産純正です。この手の物は自動車メーカー指定品が高性能で間違いないです。

車両の安全確保して後輪を外します。その前にパーキングブレーキを開放しておきます。

ドラムは固着してなくて手で外せました。写真を撮って各部品の組み付け状況を確認しておきます。

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当然摩耗分はありますが、可動部分にグリースの塗布形跡がないです....時間が経ったためなのか、前回の整備時に塗ってないのか不明ですが....

左右2回やって、比較的簡単だと思った方法の紹介です。

まずはシューの固定バネを外します。丸いお皿をプライヤーで挟んで押しながら裏側からピンを90°回せば外れます。バネのぴよ〜んに注意!

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次にシューの下側を横に引いて、外します。下の状態です。

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この状態でスプリングを上記工具で外します。少し力が要りますが、このスプリングはさほど強くないです。

次にシューの上側をピストンの溝から外します。下にずらすだけです。

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この状態で下側を開いて、上側をハブから抜きます。下の状態です。

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この状態でパーキングブレーキケーブルの後端を外します。

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ケーブルをドラムブレーキのバックプレートから外せばバネの反力がなくなるので簡単に外れます。この写真は上の写真の反対側です。同じ側の写真がなかったのですいません。

この状態からバネを2本はずせばバラバラです。バネは強いのでちょっと力が要りますが取付状態よりずっと楽です。

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Z12_Rr_Brake (7).jpg
ケーブルをドラムブレーキのバックプレートから外せばバネの反力がなくなるので簡単に外れます。この写真は上の写真の反対側です。同じ側の写真がなかったのですいません。
この状態からバネを2本はずせばバラバラです。バネは強いのでちょっと力が要りますが取付状態よりずっと楽です。
Z12_Rr_Brake (8).jpg
部品をばらして洗浄し、全ての摺動部、当たり部にグルースを塗ります。なお、自動隙間調整用のロッドはネジ部にもグリースを塗っておきました。組む時は一番短くしておくのが整備書の指定です。バックプレートの当たり部やパーキングブレーキケーブルにもグリースを塗っておきます。
組付けは逆です。上記のシューサブアッシーの状態でパーキングブレーキケーブルを引っ掛けた後、上側に納めます。あらかじめピストンの溝を縦にしておき、シューを下側からずらしてはめ込みます。あらかじめピストンのブーツもめくって油漏れがないことを確認、さらに内側にはラバーグリースを塗っておきました。作業中にブーツにブレーキグリースが付いので念のため拭取っておきました。純正品なので攻撃性は問題ないと思いますが....
Z12_Rr_Brake (10).jpg
シュー下側にバネを引っ掛けます。少し強いので飛ばさないように注意します。専用工具はやはり使いやすいです。安いものでよいので準備をお勧めします。
ここまでできたら、各部品が適切な場所に収まっていることを確認した後、シューの中央部のピンを戻します。ばねをお皿で押さえながらピンを通し、90°回して固定します。
その後シュー摩擦面を洗浄し、ドラムを取付タイヤを付けて終了です。
その後、ブレーキを数十回踏んで、シューのクリアランス調整をします。その作業の過程で最初はパーキングブレーキの踏み代が大きいですが、クリアランス調整が終了すると踏み代が小さくなります。この作業は、ドラムをナットで仮止めしてやった方が確認がすぐできてよさそうです。自分は一度走ってから確認しました。
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クリアラス調整機構が少し伸びており、正常にさどうしているようです。
効果は正直期待していませんでしたが、なんと引き摺りが体感できるくらい低減していました。やはりグリースの効果で各部品の動きがよくなったのだと推定します。
気をよくして、前輪のキャリパーのスライドピンもグリースアップしました。
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1年ちょっと前にグリースアップしていますが、グリースは残っているものの、乾きかけている部分もありました。今回は左右各二本のスライドピンと穴の洗浄、グリースアップを実施しました。この日産ラバーグリース、新品時は赤ですが、時間がたつとクリーム色になるようです。
前輪のグリースアップも終了し、引き摺りはさらに改善しました。運転が楽になって苦労の甲斐がありました。自画自賛です。
総括です。
後輪ドラムブレーキ
 時間
  右側作業時間 約1.5時間
  左側作業時間  約45分
  付帯作業、準備撤収等 約30分
  合計 約 2時間45分
 費用
  日産純正ブレーキグリーススペシャル 575円税込み(日産カード値引き30円含む)
  日産純正ラバーグリース 手持ち
  ストレートスプリングフック 550円税込み(セール品)
前輪ディスクブレーキ
 時間
  キャリパ―スライドピン清掃グリースアップ 1.5時間(左右+準備撤収等)
 費用
  手持ち品のみ使用。
市内にあるオートリーゼンさんに珍しい車を見学にいきました。
Lada Niva
Lada_NIva (1).jpg
UAZ Hunter
UAZ_Hunter.jpg
UAZ 2206
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からいらしい表情です。どれも新車で買えます、念のため。
Niva好きなんですが、300万は出せないな〜
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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エリーゼちゃん 後輪ブレーキグリースアップ [ロータスエリーゼ]

おはこんばんちは


ようやく日中の暑さも和らいできました。貧民にとっては絶好の整備の季節となりました。

購入からもうすぐ2年ですが、今までに実施していない、ブレーキのグリースアップを実施しました。


リヤエンジン車はリヤブレーキの負担が高いのと、後輪キャリパーは片押し式でスライドするので、今回は後輪をグリースアップしました。

キャリパーの下側のボルトを外すには、パーキングブレーキのケーブルをはずさないとボルトが回せません。そのためには、ケーブルの調整部位を緩めてケーブルの余剰長さを作る必要があります。そのためには調整部位を外す必要がありますが、そのためにはアンダーカバーの撤去が必要です。外すはよいよい付けるは怖い、のアンダーカバーを外しました

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アンダーカバー上に微妙に油が....よく見るとドレインプラグ周りに多少油が......銅ワッシャーにサンドペーパーを掛けているものの、やはり2回目の再利用はだめなのか......多少増し締めして様子を見ます。

ここからが本題です。まず、パーキングブレーキ(以下PKB)を開放し、PKBの長さ調整部(左後輪ロアーアーム前側付け根)のナットをスパナ(17㎜)で緩めてPKBケーブルにたるみができるようにします。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (1).jpg

写真右がブレーキ側です。左のナットを緩めるとケーブルにたるみがでてきます。

その後キャリパーのPKB機構からケーブルを外します。手で余裕です。

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ケーブルは下側に引くとキャリパーから分離できます。これでようやく下側のボルトが外せます。上下のボルトを緩めます。下は六角穴付きボルト6㎜です。上側は17㎜ソケットです。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (4).jpg

次にパッドを固定しているロッドを外します。写真左側側面の穴にピン抜きを入れて、ハンマーで軽くたたくと難なく外れます。写真右側の飛び出し部分に輪形状のスプリングが入っていて、これの緊迫力でロッドを止めているようです。この後ロッドを抜きますが、スプリングを飛ばさないように注意します。向きを覚えておきます。(写真撮影がおすすめです)

キャリパーが外れました。結構重いので、ブレーキチューブに負担を掛けないように、紐でアッパーアームに吊るしておきました。写真左が上側です、

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (5).jpg

今回の作業ではMustでないですが、ピストンを少し押し込んで作業を楽にしておきます。

で、登場するのが自作工具です。

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この二本のピンをピストンの穴にはめて13㎜のソケットで回します。手持ちの鉄板にΦ3㎜の穴を開けて、3㎜の真鍮線と、反対側に手持ちの13㎜のナットを半田付けして塗装してます。

大荷重が必要ないので半田付けで大丈夫です。

外した上側のブーツとスライドピンです。

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キャリパーから外すには、ブーツを細いドライバー等で浮かして、ロッドを片側から押して、ブーツを外しながらロッドを反対側に押して取り外します。ブーツはロッド外側には抜けずらいのでこのように外しながらロッドを押して外すのがやり易いようです。最初ブーツがロッドから外れなくて往生しました。ロッドは表面処理がしてあるようです。一部当たりが強いと思われる場所で剥げがありましたが、大きな傷、摩耗等はなく、問題なさそうです。ブーツも破損等なく、弾力性も十分です。次回は交換かな?

ロッドと、キャリパーの穴はブレーキクリーナーで洗浄し、ウェスで拭いておきました。

ブーツはブレーキクリーナーを掛けるとよくないようで、ウェスで拭いておきました。

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洗浄が終わったら日産ラバーグリースをロッド、キャリパー穴内径、ブーツ内側に薄く塗って組立ます。ブーツのキャリパー側はロッドを入れる前にはめておかないとロッドを入れたら嵌めるのに難易度が高いようです。順序として①片側のブーツをキャリパーに取り付ける。②ロッドの挿入側の溝を越えた部分に反対側のブーツを仮止めする。③ロッドに仮付けしたブーツをキャリパーの溝に取り付ける。④ロッドを挿入し、反対側のブーツの端をロッドの溝にはめる。⑤挿入側のブーツをロッドの溝の嵌める。 うまくはまったらブーツが確実に溝にはまっていることロッドがスムーズに摺動することを確認します。(下の写真はロッドがはまっていません...)

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (15).jpg

次に下側のロッドです。下の写真のスリーブ(上)は、簡単に抜けます。その後、ブーツ内に樹脂のカラーが入っているまま、ブーツを車両内側に押して、奥側から引っ張りながらはずします。ブーツは写真右側が車両内側です。こちらも破損等なし。それにしてもこの樹脂カラー、ペラペラで大丈夫かって印象なんですが、常に摺動するところでないので良しってことなんでしょう。海外の部品によくある不安を生じさせる構造.....こちらも次回は交換でしょうかね。

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これも洗浄してラバーグリースを塗って再組付けします。ブーツ、カラー、スリーブの順番で組みます。キャリパーの穴も洗浄し、グリースを。

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ブーツを装着。その後カラーを少しすぼめて挿入、自分で拡張しますが、重なりなく収まっていることを確認しました。最後にロッドを挿入しました。

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キャリパー側のグリースアップは終了です。

パッドは交換しませんが洗浄と鳴き止めグリースを塗っておきます。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (12).jpg

このブレンボのパッドは、両面テープでバックプレートをパッドの裏金に貼ってある感じで、テープの残骸をできるだけ落としてストレートの鳴き止めグリースを塗っておきました。

あとはパッドをキャリパーに組み込んで、キャリパーの取付ボルトを締め込んで終了ですが、ピストンを少し押し戻したのでパッドが脱落します。パッド固定用のロッドでパッドを仮止めした状態でキャリパーを固定し、PKBから接続されるレバーを2-3回動かすとピストンがでてきてパッドがディスクに固定されるので脱落しません。この状態で鳴き止めスプリングとパッド固定用ロッドを車両外側から打ち込んで固定しました。その後キャリパー固定ボルト二本をトルクレンチで締めつけて終了です。 (上側45〜50Nm、下側35〜40Nm)

反対側も同様ですが、下側のボルトとスリーブが固着していました。(>_<)

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簡単に取れないので今回はそのままで。次回は新品準備したほうがよさそうです。

両側が終わったら、PKBケーブルをキャリパーに引っ掛け、最後にPKBケーブルの長さ調整です。

Lotus_Elise_Rear_brke_greaseup (16).jpg

左側のナットを締めてケーブルのたるみを取ります。整備書ではキャリパーのアウターチューブ固定部とケーブルの取付部の距離を76㎜に調整しろということです。

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この写真は77mmですが、実際76㎜に調整しました。


果ですが、この手の整備は効果が実感できない、という落ちになるかと思ったら、以下の効果がありました。



① ブレーキの引きずりが低下

 車がよく転がるようになりました。惰行時の減速が少ない、同じギヤでも低い回転から使える等、明確に効果が感じられます。しかしいままでと同じ緩勾配でも動くのでこの点は要注意です。

② PKBの効きよくなった

 少ない引き代で聞くようになりました。安全性と操作性向上です。

①についてはキャリパーの動きが改善、②はケーブルの伸び分が調整されたということではないでしょうか?不思議なものでこれだけのわずかな変化で車の運転が楽になりました。


総括です。


使用工具および費用 すべて手持ち

 日産ラバーグリース

 ストレート 鳴き止めグリース

 5㎜六角穴用レンチ 

 15㎜ソケットレンチ

 17㎜スパナ(ケーブルナット用)

 ピン抜き 

時間

 アンダーカバー脱着 1時間

 キャリパーグリースアップ(右)約2時間

 キャリパーグリースアップ(左) 約1時間(習熟効果あり)

 PKB 引き代調整等 約15分

 合計 約4時間15分

作業時走行距離 22868㎞

作業自体の難易度は低いですが、手間はかかるのでお勧めかどうかは?です。根性のある方はぜひどうぞ。


ブレーキの調子見かねて山のほうにドライブを....下呂から中津川へ...

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この景色といえば....

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恵那醸造さんに鯨波を調達に。お友達の分まで。

鯨波 (1).jpg鯨波 (2).jpg

昔の物です。歴史を感じさせます。

恵那山を見ながら帰途へ。

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途中の休息で。

ミニストップ.jpg

念願のミニストップ ベルギーチョコソフト。おいしい。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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