【修理完了】Z12キューブ バックドアアクチュエーター交換 [日産キューブ]
おはこんばんちは
バックドアのストライキですが、効率のよい交換方法を求めてWebを徘徊したところ、綺麗なおねえさんがわかりやすく説明している動画を発見しました。アメリカ仕様なので左右が逆ですが、勝手違いの設計だと思われるので参考になると思います。
他のヤンキー(本物)のおじさん?達はアクチュエーターのケースを豪快に破壊して、内部のレバーを動かせといっているのですが、少しわかりにくいです。このおねえさんの動画が一番わかりやすかったです。何年も開いていないと言っています.....
交換用の中古アッシーをネットオークションでゲットしました。送料込みで3000円ほど。11万㎞ほど走っているので自分の車より少し長いです。が、一番条件がよい部品だったのでとりあえずこれを。まずは確認です。
コネクターは爪を持ち上げて外すタイプです。
緊急用レバー。水平位置から下に下がるのが正規のようですので、自車のやつは中身が死んでますね。
いよいよ車両のアッシーを壊します。前回のように、内張をはずし、防水シートのブチルゴムを切断します。ブチルゴミに触れないようにビニールブル袋を貼ってマスキングテープでバックドアに止めておきました。
アース線が邪魔なので外しておきます。
ケースにドリルで穴を開けていきます。使ったのはホビー用ルーターに3㎜のドリルです。
ここでおねえさんのようにドアを開きます。
黒い樹脂の部品と、その奥にプレスのレバーが見えます。この樹脂部品を車載で上(写真左方向)に移動させたまま、プレスのレバーを車両前方(写真の上方向)に動かすとドアが開きます。写真は、ドライバーをレバーの穴部に突っ込んだところでこの状態で樹脂部品は上に移動しているのでこのままドライバーでレバーを動かせばドアがあきます。感動の一瞬です。
次はドアハンドルからケーブルを外します。そのためには、ドアハンドル裏のアッシーを外します。
トルクス(T30)を緩めるとドア外側の左側のカバーが外れます。
左側のカバーは勝手にとれます。穴の縁についているガスケットを外します。(下写真はすでにはずれています)ガスケットは軟質樹脂で壊さないように注意します。ドアハンドル奥の部品は下の写真の穴の上下に各一か所ある切り欠きに止まっているので車両左方向にスライドさせると取れます。
右側を引き出したところ。
ケーブルを外します。
写真下側のアウターケーブルの首根っこを外して、そのあと先端の玉をはずします。
つぎにドア側面のT30トルクスを3本緩めてバックドアアクチュエーターをはずし、コネクター(爪を起こしてから抜くタイプ)を抜いて、アッシーをドアから取り出します。これで取外しは終了です。
交換は基本逆の順番なのですが、ケーブルをはめるときに、ドアハンドル裏のアッシーに行っているコネクター二つを外してから作業しようとしましたが、コネクターが硬くてはずれず、ヒートガンで熱してもだめ、30分ほど苦闘した挙句にコネクターはずしは諦めました。
結果的に以下順番でやると比較的簡単にできそうです。
①バックドアアクチュエーターをドアに仮組する(トルクスネジ一本を仮止め)
②ケーブルを大体の場所に配策する。
③ドアハンドル裏のアッシーにケーブルの先端と、アウターチューブの先を引っ掛ける。この時ドアハンドルの穴を通してみながら作業する。
④ドアハンドル裏のアッシーをドア開口部の切り欠きに固定する。
その後はドアハンドルのガスケットを付けて、ドアハンドル付けます。以下の位置までいれて、右にスライドさせるとはまります。
左側の蓋は裏のトルクスネジで固定します。その後、バックドアアクチュエーターへのコネクターを接続し、トルクスネジを三本締めて終了です。
難易度が高く見えた作業ですが、やり方がわかってしまえば難易度は中程度です。
総括です。
交換時走行距離 99080㎞
費用
バックドアアクチュエーターアッシー(中古品、約3000円)
T30トルクスネジ用3/8ソケット(ストレート、300円)
時間
診断、取外し方法検討(一時間×2回)
内装取外し、防水シート剥がし等 15分
バックドアアクチュエーター穴あけ 30分
ドアハンドル関連部品取り外し 10分
清掃(切粉等) 10分
バックドアアクチュエーターケーブル接続 30分(試行錯誤多し)
ドアハンドル関連部品取付 10分
バックドアアクチュエーター最終締結 10分
開閉テスト 5分
防水シート、内装トリム復帰 15分
合計 診断 2時間 交換作業 2時間15分 ほかに工具等準備、撤収合計約30分
取り外したアッシーは、今後分解して故障原因を探ってみます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
2021-04-10 22:38
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